寝落ちてしまった昨日の更新から!笑
12/22 3goodthings!
1.一昨日から朝のストレッチ開始。
やりすぎると飽きる人なので、軽めに軽めに。
2.今日は病院の方の仕事納め。1年間共に歩んでくださった本人ご家族や、仲間に感謝。また新年から気持ち新たによろしくお願いします!
3.毎日淹れて持ち歩くお茶がおいしい。昨年から飲んでる有機のルイボスティーが特にお気に入り。
「今日の私」を観察し、良かったこと、楽しかったこと、嬉しかったことを3つ書いていきます。
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こんばんは!
作業療法士の杉本美穂です。
はじめましての方もこんばんは。
発達専門の作業療法士をしています。
ここでは、日々の仕事や、3人の子どもたちの子育てを通して、
感じたことを言語化してます。
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川崎医療福祉大学医療技術学部卒
急性期~亜急性期のリハ病院に勤めた後、
横浜市に移り、療育センターで15年ほど勤務。
現在は、療育センタ―のほか、医療センター、児童発達支援事業所で勤務。
個別リハの他、学校支援、巡回相談、保育所等訪問、地域支援事業関連を担っています。
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今日は、夕飯時に、お疲れなのか3人の子どもたちが代わるがわる揉めるので,
騒音が激しくて、とうとう母激怒。
とにかく、静かにしてくれ、、、、
私も今日は気圧のせいか日中から
体も何となく重くて、
帰宅後の騒音には、
やめてくれー、が発動していました笑
まーそんな日もありますね。
私もその辺のお母さんを、日々しています。
みんな一緒だよね。
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さて、先日受けたことばの遅れの相談のお話の続きを書こうと思います。
2歳前、にこにこしていますが、ことばをあまり発しません、、というお子さん。
お母さんの最近のお悩みは,
「ことばの遅れは、ゆっくり待とうかなと思えるようになってきたけれど,親子教室で、とにかくじっとできない。1人だけずっとウロウロしている。」
とのこと。
一緒に遊んでみると,確かにいつも忙しく動き回っていて、一つの遊びが、大体10から20秒ほど。
簡単な日常生活のやりとりは、大体理解していそう。不快は、体をそらす、泣きわめくことで表現。ニコニコしているけれど、やりとりにはなかなかならない。
私がじっと座っていると、定期的に、物を手渡しにきます。一方的に笑
「これもういらんわ、はい。」
と言わんばかりに。
そして、手渡す時には、すでに私の顔はノールック。そう、とにかく忙しいのです。
次々に目が,次の刺激を探しています。
こちらへの注目も持続はしないので、自分が必要な時に(これ持ってて,これ開けて,これやって、、など。)物をあてがってきますが、こちらがさて、開けますか,と言ってる頃には目の前にいないこともざらにあります。
ことばが出ないことと、じっとできないというお母さんの心配事に対して、今日は「感覚の視点」で考えてみたいと思います。
考えるポイントは2つ。
1つは、耳から受け取る情報に気づいているかどうか?
次々に目の刺激に振り回されるお子さんも,耳から聞こえてくる情報をキャッチし損ねていることがあります。
自分の勝手で拾ってる時はひろっているのでしょうが、お母さんがことばを増やそうと一生懸命話しかけても、これだと気づいていない,入っていないことがある場合もあります。
目からの情報の処理が忙しくて,同時に耳からの情報が入ってても,気づかなかったり、気づきが遅れたりします。センサーが同時に働きにくい場合があるからです。これは感覚情報の処理がアンバランスになっている状態です。
2つ目のポイントは、常に動いているという点。
これはどういう事が考えられるのだろうか?
常に動くことで、脳は何をしているのか?
動き続ける事で、いろんな刺激が入ってきます。
視覚や体から入ってくる感覚です。
動いていないと落ち着かない、つまり、じっとしてると足りていない感覚の種類がありそうです。それを満たすために,自ら動いて脳にその感覚の情報を送ろうとしている。
さて、この2つのポイントでお子さんを観察してみると、私たちが起きていれば自動的に取り入れている、視覚・聴覚・触覚・筋肉の感覚・バランス感覚(この辺りの詳細はまた別途書きますね)
などの「基礎感覚」と呼ばれるものには、個人間でその働き方に差がありそうです。
感覚の情報が、それぞれの受容器と呼ばれるセンサーでキャッチされた後,脳に情報として送られることで、私たちは運動、行動をしています。
例えば,ペットボトルの重さが感覚としてわかるから、手から落とさないように持ち続けられることや、重心の位置や体の傾きがわかるから、平均台を渡れるなどがそれです。
なので、行動や運動の心配や困りごとがある場合には,その前に必要な感覚からの情報をどう受け取ってるかな?という感覚機能の働きに注目する事は、
なぜそうなってる?という行動の理由を考える大きな手助けになります。
さて、冒頭で受けたお母さんのご相談。
「ことばが出ない、じっとできない」
この心配事に対して、提案したことは
①体にしっかり基礎感覚が入る、全身運動の経験はとても良い。足りていなくて動き回っている可能性があるので、しっかり身体を動かす経験をしていきましょう。
季節柄寒くなって,なかなか外に出れないこともありますね。お家が戸建てかマンションか、お部屋の様子がどんな状況かなどをお聞きした上で、お家の中でしっかり身体を動かして遊べる環境をどう作れるか?のオーダーメイドの環境調整のお話をさせてもらいました。
集まりでじっと前に注目して座れるようになるためには、基礎感覚が満たされていることと、「動いている感覚を欲している」ので、満たさないといけません。
じゃあどうすればいいか?
もうお気づきかもしれませんが、、、
そうです!!
座っていながら動く感覚を保証する事です![]()
お母さん、お膝の上に抱っこしながら、左右に大きく揺れて、「体が落ち着く状態」をうまく使ってくれていました。
これは多分落ち着かない子のお母さんは、じっとしてほしい場面で無意識にしている方、沢山いらっしゃると思います。
お母さんたちって、実はすごいんですよね。感じて、観察して,手応えでできている事沢山あるんです。やっぱりお母さんってすごいな、って思いますね
だから、上手くいっている場面とそうでない場面、が必ずあるので、いい場面に注目する事、本当に大事なのです✨✨✨
そしてもう一つ、ことばが出ないことについてですが、聴覚情報に気づいていない可能性があった場合、
②ちょうだいどうぞなどの遊びでわざと困らせる
お母さん、渡されるがままに物を受け取り、奪われるがままに物を手から渡していました。
こちらに視線も向けるか向けてないか、気もそぞろな感じで、物を渡されてやってる間にいなくなってる、、、なんて事ありませんか?
そんな場合には、
「やだ、いらない」
と言って受け取らずに、困らせてみましょう!
そうするとほとんどの子は,
「えっ!?」
となって、こっちをすごく注目します。
目線があったところで、
「ちょうだいな」
「いる?」
「はいどうぞ
」
をやります。
ちゃーんと視野に入って、
意識がこちらに向けられて、
視覚も聴覚も受け取る準備できてるよ、って
確認したところで、ことばを渡していく。
体に触れてから、この人が話してますよ、って体を通して気づかせてあげてから、話しかけるのもとても有効です。
本人の中で、見える情報、聞こえる情報、体の情報がまとまっていて、初めて目の前の事に落ち着いて向かえるのです。
このように、本人のことばの受け取り方に注目してみることで、人への注目、人からの言葉への注目も、ぐんと変わってくるお子さんがいます✨✨
長くなりましたが、お子さんの心配、困った事が
ある場合に、「感覚機能」にも、ぜひ注目してみてみましょうね
ちょっと難しい基礎感覚の詳しいお話は、
また近いうちに書きますね!
長文お付き合いくださりありがとうございました。
ではまた!
杉本美穂
