11/28 ♯3goodthings!

 

1.今日は朝から大忘却。でしたが、運転中大事なあれ忘れている気がする・・・

からの野生の勘で、30分の距離を自宅に引き返し。無事に朝一番の面談に間に合いました。ふぅー--神様ありがとうございます。

 

2.お母さんとの面談。どのお母さんも、周りの人たちと丁寧にコミュニケーションを

とることに尽力されている。時間もかかることだし、本当に大変な労だけれど、確実にこどもの安心環境に繋がっていると思う。これは本当に偉大な営みだと思う。

 

 

3.最後は中学生のケース会議。このお子さんのケース会議は回を増すごとに、好きな時間になっている。どの事業所の方々からも、愛が伝わる。これに勝るうんちくはない。

 

 

 

「今日の私」を観察して、良いこと、楽しかったこと、嬉しかったことを3つ書いていきます。

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こんばんは。

作業療法士の杉本美穂です。

 

 

 

 

今日のケース会議は中学校の先生、お母さん、放デイ2か所、相談支援事業所、そして保育所等訪問支援から私が参加。

 

 

 

さまざまな特色のある事業所や学校で魅せる彼女の姿は、私の知っている彼女だけではなく、本当にいろいろな顔を持っています。

 

 

 

 

あぁそんなことも考えるようになったのか、そんなこともできるのか、とその成長ぶりにふれて、とてもありがたい時間です。

 

 

 

最近は回数を重ねてきたので、どの居場所の人たちも、うちではこんな成長が見られています!という自慢大会のように(笑)

 

 

 

あぁ本当に幸せな空間だなぁと心から思いました。

 

 

 

 

 

 

彼女が中学に上がる前、「とにかく先のことがどうなるか不安」とお母さんがケース会議でおっしゃいました。

 

 

 

 

 

未来のことは誰にも分らないと思います。だから、何か困ったことが起こったとき、

ここの場で、このみんなのテーブルにそのことを出し合いましょう。

そして、うちではこんな姿がある、うちではこうだといろんな彼女の姿を共有して、

その時の彼女にしてあげられるベストを、みんなで知恵を出し合う場所にしましょ。

学校は小学校、中学校、高校と変わらざるを得ないけれど、変わらないでチームでいられる人たちで、ここの場所を維持していくことが、

本人や家族の一番の支えだと思います、と話しました。

 

 

 

 

あの時は、今のメンバーがそんなチームになれるかどうかも分からなくて、正直確信も何もない。ケース会議を何年も積み重ねた経験もありませんでした。

 

 

 

 

でも誰かが不安な時、自分もわからなくて不安な時、不安をなかったことにしないこと、誰かに出せることが一番の解決策だと思っていたのです。みんな未来なんて不安なのだから。

 

 

 

 

 

私もこの会議がどんな意味を成していけるのか、正直不安でした。

だからこそ、ここを安心できる場所にしたいと言ったのだと思います。

 

 

 

 

不安は不安のまま。解決しようとしなくても、そのまま認めて出す、それができると、問題は解消していく方向に舵を切れるのだと思います。

 

 

 

 

 

 

まだ中学1年生の彼女の人生はこれから。

私たちが本当に彼女や、彼女の家族の支えになるチームになれるかは、わかりません。

 

 

 

 

私一人では知ることができない彼女を、チームの皆さんが教えてくれたように、

私一人では支えきれない方法で、チームだから彼女を支えていけるのだと思います。

 

 

 

 

『支援はチーム戦』

『子育てはシェア』だと思っています。

 

 

 

 

自分がどんな方法でチームを作っていけるのか。

まだまだ何も見えませんが、挑戦していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市では、療育センターで社会モデルのサービス事業が本格的になってきています。

診察の有無を問わないサービスの形が始まっているのです。

 

 

 

 

その事業の中でも「お母さんチーム」をどう作っていけるか、最近いつも考えています。トライアル出来たら、またこちらでも紹介しますね。

 

 

 

 

 

 

みんなで遠くまで行きましょー--------

 

 

 

 

 

 

杉本美穂