あの日(息子が亡くなった日)、

その前に息子の異変を真っ先に知らせてくれた

大学時代からの親友A君と

約半年ぶりに電話で話した。


夏の休暇を利用して、

大学時代の息子の友達総勢9名ほどで、

遠路東京から息子に会いに来てくれるらしい。


最初は息子の発見まで現場で立ち会ってくれてた親友5名だけのつもりだったみたいだけど、

そのプランを聞いたのか、

私も僕もと同じ大学の友達が

数名手を挙げてきたみたい。


聞いた途端に、涙が溢れた。

息子が居なくなって、

ずっと悲しい涙しか出してなかったけど

嬉しくて泣けたのは、実に久しぶりだった。


彼らの気持ちが有難い。

みんな東京生まれ東京育ちの子と聞いてたから、

息子の為にわざわざ九州まで、

会いに来てくれるなんて・・

まるで息子が東京から帰省して来る時と

同じ位嬉しい。


写真や思い出話を持って、

話に来てくれるって・・


ありがとう、ありがとう。

何だかあなたにに会える気がしてね。


息子よ、今日は母の日だったから、A君を介して

今年もプレゼントくれたんだよね・・




離れて暮らしてからも、毎年必ず

母の日に送ってくれてた・・