17:30お風呂
18:30夜ご飯
20:00就寝
でした。
一息ついて携帯を見ていたら、
さくらももこさんが
亡くなられたとのニュースが。
私は小学生の頃から本が大好きでした。
学生の間ずっと、
学校のお昼休みはお友達と喋るよりも
とにかく本を読んでいたい子でした。
短大生になりスマホも普及してきた頃、
電車内はスマホを見てる人が
ほとんどだったけど
私はいつも本を読んでいました。
ある日
いつものように電車で本を読んでいたら
どこかの停車駅で人が降りていく中、
急に見知らぬ人から
「毎日本を読んでいる姿が印象的でした。
よかったら連絡ください」
と書いてあるメモを渡されました。
多分
同い年くらいの学生だった気がするけれど
ほんの一瞬だったのでよく分からず
翌日から乗る車両を変えました。笑
アルバイト先の図書館でも
返却日の書かれたレシートを渡され
「これお願いします!」
と言われ、
てっきり「捨ててください」
という事だと思ったら
裏にメッセージと連絡先が書いてあることが
何度かありました。
…って若かりし頃のことを
言いたかったわけではなく、、、
私は主に小説が好きです。
たくさんの本を読みたいタイプで、
もう一度読み返したり
購入してまで読む本はほとんどありません。
本はいつも学校や図書館で
借りて読んでいました。
だけど、そんな中例外だったのが
さくらももこさんのエッセイでした。
私は小説の、物語の中に入るのが好きで、
なんとなく、エッセイは苦手でした。
でも、
さくらももこさんのエッセイだけは違って
ゆるいような
ゆるくないような
つかみどころがなくて
気取った部分がなくて まっすくで
読む人を惹きつける。
そんなところが大好きで、
買ってまで読んだ本の多くが
さくらももこさんのエッセイ本でした。
どうにも笑いをこらえきれないお話も
たくさんあって、
さくらももこさんのエッセイは、
外では読まないようにしていました。笑
社会人になってからも
ずっとずっと本を読んでいた私ですが
出産してからめっきり読まなくなりました。
息子が赤ちゃん時代は
「読むより寝たい」
だったし、
今は今で、
本を読む余裕なんてない。
前までは、とにかく隙間時間を見つけては
夜更かししてまで本を読んでいたのにな。
さっき訃報のニュースを目にしてから
若かりし頃のこととか、
本を読まなくなったこととか、
色々思い出して
また本を読みたいなと思いました。
活字だけの表現で
頭の中でいろんな世界が広がっていく
その感覚を
また味わいたいなと思いました。
さくらももこさんのエッセイは、
私の学生時代の大切な愛読書でした。
さくらももこさんのご冥福をお祈りします