***(2022年6月29日追加。順番のため、投稿日は前に設定)***

 

前回の投稿の通り、LY Tearのカムバック準備のため、3月のSUGAの誕生日(3月9日)辺りで全員黒髪になった。


4月に入ってやや個別に明るくなったりはするが、基本的にシンプルな団体黒髪はBillboard(5月20日)直前まで続く。

 

この頃放送された「RUN!BTS」では、Ep.49(4月7日放送)からEp.56(7月24日)まで黒髪少年団になっている。「防弾会食」も黒髪少年団だ。このことからこの2つの撮影のタイミングを推測してみる。

 

RUN!BTS Ep.56 (「クラムシコ」回)の収録 (3月中~下旬?)
 ー メンバーへの気持ちを素直に明かす
 

 

黒髪少年団なエピソードと内容は以下の通り。

 

Ep.49~51(4月17日~5月1日): タルバン50回前夜祭&50回記念特集

Ep.52(6月26日)バンタンESCAPE(脱出ゲーム)

Ep.53~Ep.56(7月3日~24日)はバンタンピクニック。

 

撮影順と放送順は必ずしも一致しないだろう。


重要なのはEp.56で、ピクニックの最後にメンバーたちに宛てた詩を披露する場面。Vの「クラムシコ」など数々の名作が生まれ、メンバーの絆が再確認された神回。

 

メンバーは全員黒髪で、ポイントはJIMINとRMがふんわりパーマ、J-HOPEとSUGAがストレートな点。

 

一番髪型的に似ているのは、「Euphoria : Theme of LOVE YOURSELF 起 Wonder」の動画の髪型。

これは4月6日に公開されているから、撮影はSUGAの誕生日辺りからの3月中だろう。全員がかなりストレート(高校生役だもんね)

 

MV公開後、久しぶりにファンの前に姿を見せ、黒髪少年団披露したのは、プーマのサイン会(4月7日)。

 

 

 

これではわかりにくいので、先輩ブログを参照させていただきました。

 

RMがちょっと茶髪でウェーブに、J-HOPEもウエーブっぽくなっている。SUGAも幾分ふんわり? JIMINちゃんがかなり・・・ストレート・・・。

 

ということで、バンタン・ピクニックは、髪型的にMVとサイン会の中間、季節的にも昼間は長袖のシャツで、少し温かくなっているようなので、4月初旬に収録されたと推測。(NHK SONGSの収録より3月中~下旬へ訂正💦)

 

自分たちで行った3月初めの旅行で、少しず気持ちが浮上していっていたものの、チーム内の雰囲気はまだぎこちなかったのだろうか。制作スタッフもそれを見計らって、お互いの気持ちを打ち明け合う場を設けたのではないだろうか。

 

メンバーたちはめちゃめちゃ恥ずかしがっているが、それぞれがメンバーに真心を示した詩がどれも本当に感動的。詳細は本編にゆずるが、簡単に。

 

JK「黄金」・・・自分があるのはメンバーのおかげで、それを失いたくないと素直に伝えるJKの詩にメンバー皆感動の嵐。

V「クラムシコ*」・・・各メンバーを「クムシラコ」でテンポよく励ます心温まる詩で、その詩のうまさとユニークな内容に盛り上がった。私が特に印象に残ったのは、SUGAへの言葉だ。常日頃来世では石になりたいと言っているSUGAに、そうなっても自分が常に身に着けて、美しい場所へたくさん行くだろうと、最大級の愛情を示したこと。これは、2月にSUGAが送ってくれた愛のこもったメッセージへの返信なのではないだろうか。

 

* 意味についてはこちらの記事が参考になる。

「그므시라꼬(クムシラッコ = それがどうしたの、そんなに大したことない)」は「그것이 뭐라고(クゴシ モラゴ)」という意味の方言で、普段から彼の座右の銘としている言葉だ。

父から教えてもらったという「それがどうしたの」という言葉は、Vがつらい時に唯一自身に対して言い聞かせている言葉で、つらい時期を乗り越えれば良いことが訪れるという意味もあり、常に心に留めている言葉だそうだ。

 

JM「共にということは」・・・JIMINちゃんの素直な性格のままの詩。まったく個性違うメンバーと共に歩むのは難しいことだったけど、時を経てかかけがえのない存在になっていたと。詩というか本当に手紙だったけど、そのストレートさに心うたれる。

 

RM「ㄱ(キヨク)する」・・・RMらしく「記憶とㄱ(キヨク)」をひっかけた巧みな詩。皆と過ごしてきた瞬間瞬間が一番大事と、歌詞にできそうだと絶賛の嵐を呼ぶと共に、この後のJ-HOPEとJINへの多大なプレッシャーを与えた。

 

JH「種(シ)」・・・名前の後につける「氏(シ)」と「種(シ)」と「詩(シ)」をかけて、前半はきれいにまとめたけど、後半は準備中の「Magic Shop」の自分のパートを引用してごまかした??でも、メンバーへの愛があふれていて、なんとかうまくまとめた(笑)

 

SG「よかった」・・・これもまたSUGAらしく、歌詞になりそうな詩。今回味わった苦悩に触れ、それは恐ろしかったが、この7人のメンバーがいたから乗り越えられたのだ、そしてこれからも色々あるだろうが、一緒に乗り越えていくのだと「7人で良かった、一緒で良かった」という言葉で力強く伝えてくれた。SUGAはやはりここぞというときに深い愛を示してくれる・・・もう感動の嵐!!!

 

JIN「走れバンタン」・・・ものすごい感動の中、これまたJINらしく、ギャグのように面白く締めくくってくれた(笑)

本当に伝えたかったのは前半で。立ち止まるのは今じゃない。がんばろう!だから「走れバンタン」なのだ。さすが長男!


本当に辛かったのだろう。そして、再び一緒に歩き始めるために、恥ずかしいけど素直な気持ちを打ち明け、ARMYにもそれを共有してくれていたたのだと、あらためて思って見てみると、余計に泣けてきてしまう。

 

この後、RUN!BTSはいったん休止期間に入る。「辛かった時期」に撮影できなくて、ストックがなくなったのと、カムバックとツアーに専念するためだったのだろう。いやそれ以前に、このコンテンツを継続するのかは大いに協議されたことだろう。2015年のI NEED Uのヒットの後から始まったコンテンツ。もっと売れるために始めたコンテンツ。スターの座に上った今、スケジュールもさらに多忙になり、「もっと売れるためのコンテンツ」は必要なのか?チームは答えを出した。自分たちとARMYにとって必要なコンテンツだから、継続すると。エピソードの最後にRMがバンジージャンプしたり、遊園地に行ったり、自分たちではできないようなことが出来て、それも大切な時間だったと語り、「シーズン2は終わるが、シーズン3から今後永遠に継続されます」と明言している。

 

その言葉通り、シーズン1が11、シーズン2が46、に対してシーズン3は99エピソード、3年弱にわたって続けられた。2021年10月再び休止が発表され、2022年6月にメンバー各自がソロ活動に入ることが宣言されたが、「RUN!BTS」は続けると発表された。メンバーの絆がこの番組によって保たれ、それを実感できることを期待したい。

 

 

「防弾会食」の収録(4月中~下旬?)ー 皆できちんと話し合う 

「防弾会食」では、プーマのサイン会の髪型に近い。

このグループ、着ているものの季節感が割とバラバラなので、わかりにくい(SUGAがセーターで、J-HOPEはTシャツ・・・)。が、他の人から判断して、さらに少し温かい季節になっているものの、まだステージには立っていない状態。ということで、「防弾会食」は、プーマサイン会(4月8日)から日本の活動(4月13日)の間に収録されたものと推測。

 

大部分は他のところですでに引用しているので、最後の方の質問から。

 

「ARMYの存在とは?」 まずSUGAが「生きている理由の一つ」と答え、RMも自分たちがこの仕事をしている「理由」は「ARMY」と言い切る。JIMIが一番辛かったのがGDA(1月10日、11日)の頃で、その時のインタビューその後のSMA(GDAと言っているが、SMAのことと思われる)の舞台に立ちながら色々考えていたところ、RMが受賞スピーチで自分が言いたかったことを全部話してくれたと。

そして僕らが最近、どうして僕らがこのステージに立ち、音楽を作り続けるのかということについての理由をお互いに話しているのですが、いつも最後にはその理由にみなさんがいるようです。
僕らがこの仕事をできる理由になってくださることに感謝し、僕らもみなさんが生きていくのに少しでも救いになれる、理由になれるそんな格好いい防弾少年団になります。

 

スメラルドの花言葉様ブログ「180125 ソウル歌謡大賞2018年 RM受賞コメント」より

JIMINに言われ、RMが実はあれは(メンバーたちに)一番話したかったことだったと。でも自分たちだけでそのことを話すのは照れ臭いので、あの場を借りて話したのだと。

そして、JIMINは辛かった時に、昔のステージの映像をたくさん見て、中でもARMYが合唱してくれた「Young Forever」を見て号泣し、ARMYが「理由」だと思ったと。この話は後にも語っていて、きっと気持ちが落ち込んだ時に何度も見直したのだろうと思わされる。

 

恐らく、日本のファンミーティングの準備中だっただろうが、きっとこの後気分よく取り組めただろう。(コンサートの準備中だけど、これぐらいはやったんじゃないかな~と。)