(ノ ̄ω ̄)お晩です
週明けの月曜日は朝から雨模様
それでも来院者は多く100名近く
いらっしゃいました
今日は個人で対応の業務が多く
大変でした
興味のある方のみ
お読みください(長文)
皆さん白内障手術に
誤った認識の方も多い
白内障は濁りを取り除く手術
ものすごーく簡単にいうと
くもりガラスをクリアなガラスに
交換するような手術です
メガネが要らなくなる
手術ではないこと
※眼鏡が必要なくなると
思っている方もいる
目の病気が全部良くなる
手術ではないこと
※緑内障、飛蚊症、網膜の病気
ドライアイや
乱視、老眼などは治らない
診察の途中で土曜日に
IC(術前説明)した
Fさんより電話
問い合わせがあった
(保険内で)
遠方視希望だったが
近方視に変更したいとの事
皆さん
眼内レンズ選びは
迷われる
レンズの耐久性は50~100年
一生に一度の手術なので
しっかりした方ほど迷われる
眼内レンズは現在の生活スタイルに
合わせて選んでいただくのがベスト
Fさんの変更希望理由は
車の運転もほとんどしないこと
伝票書いたりすることが多いので
遠くより手元を
メガネ無しで見たいとのことだった
自営業のFさん店内を
歩き回ることが多く
普段はメガネをほぼかけない
伝票書いたりするときは老眼鏡使用
改めて眼内レンズの説明をした
遠くのレンズは2~3mが
くっきり見える
テレビや人の顔
自分の足元などが見える距離
その代わり近く(手元)が
ぼやけるので眼鏡が必要
近くのレンズは
手元30~40cmが見える距離
近すぎてもぼやける
朝起きてすぐ眼鏡を
しないと家の中でも不便
遠く2~3mの距離は眼鏡が必要
改めて説明を聞いたFさんの
ファイナルアンサーは・・・
やはり
「遠方視で!」
でした
日常生活でずーっと眼鏡生活は嫌
実はどっちを選ばれても正解
ただ・・こんなはずじゃなかったと
後悔はしてほしくないので
術前説明は責任が重い
本題の
リスキーな患者様
今日もIC(術前説明)1件担当した
娘さんの付き添いで
来院されたAさん(90代)
問題がありすぎ
認知症あり(理解力いまいち)
両耳難聴(左耳は若干聞こえる)
咳がよく出る(止まらない)
シルバーカー歩行(要介助)
昼夜逆転生活
同意書にサインは娘さんが代筆
本人は居眠り状態
説明は付添いの娘さんにするような状態
こんな状態で手術・・大丈夫??
不安でしかない
説明をする中で
娘さんの表情も段々と不安に
左目手術のため
若干聞こえるという左耳を
ガーゼで覆うことになる
→「全く聞こえない」
娘さんより筆談を提案される
→「お顔(目)には布をかける為
(見えない)筆談はできない」
術後は感染防止の為
昼間3日間保護メガネをかける
就寝時は1週間→
「ずっとかけていられない可能性大」
手術当日は帰宅後
抗生剤の目薬を
起きている間2時間毎につける
→「昼夜逆転のため点眼が難しい」
手術は本人が希望している
との事だったが
手術できるんかーーーい!?
最後のジャッジは院長へ
「やれるだけやってみて
どうしても無理な場合は中止します」
模範解答だった
術前説明は難しい
今日も寝落ちモード
じゃあ、またね~
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