以前住んでいた自宅の近所のKさんが
何を思ったのか
私(Kさん)の娘は、高熱が出ていたけど(病院へは行かなかったので)後天性による
病でこうなったけど
我が家の息子のような障害は先天性(遺伝)のものだと思う、みたいな事を
言われたのを、今でも私は忘れることができないままでいる
確かに昔は、遺伝性によるものだと言われていたらしいけれど
実はそうではなく(中には、遺伝性による場合もあるそうです)
何らかの変異によって遺伝子が傷つけられて障害が起きる事があり
遺伝によるものではないということが、今の研究によって分かっている
当時、療育センターの方からも
針で突いたような刺激があっても障害が起きる場合があり
それは不運な偶然?でしかないと話してくれたのだけど
安堵して良いのか悪いのか
母親というのは、、○○な生き物だ
ただ障害のある子には何の罪もない事を
理解して頂きたい
「何も分からんのかと思った」と
言われたことがあるが
本人は、辛い、痛い、寂しい、苦しい、嬉しい
ちゃんと分かっているし
どんな些細なことでも褒めてほしいと思ってるし…
その辺は、いたって健常者とは
変わらないのです
ヤキモチも焼くしね 笑
ただ、能力とか理解力には大きな差がある
それも健常者と同じ
まぁ、例え家族であっても
なかなか受け入れられない
受け入れたくない
恥ずかしい…と思う人もいるので
他人に、それを望むのは無謀というもの
それを分かってるのかどうか
知らず知らずの内に
この人は安心できる人
この人は恐いから近寄らないとか
ちゃんと見極めていたりする
生きる術というか知恵みたいなものを
自分なりに身に着けている
まだまだ、この先も偏見や差別が無くなることはないと思う
でも、せめて親や家族だけは
この、一個の人間を1人の人として大切に思ってあげてほしいと願っている