俵好夫さんが亡くなって初めて当時世界最強の磁石を発明した人だと知ったが
サマリウムコバルト磁石はオーディオからサーボモーター関連まで席巻していたので
電気関連の技術屋なら誰でも知っていた。
私が持っていたMM型カートリッジ
テクニクス EPC-205C-II (ザ・標準という感じで特徴があまりなかった)
日本ビクター X-1 (線接触のシバタ針の効果なのか繊細な音まで拾えた)
両方ともサマリウムコバルト磁石を使っている。
本多光太郎から始まる東北大学永久磁石開発の系譜は現在も続いていて俵好夫氏以下
現在最強のネオジム磁石を開発した佐川眞人氏も東北大学大学院出身である。
もちろんアルニコ磁石やMK鋼の三島徳七氏のように東北大学と関係ない人もいるが。
フェライト磁石は東工大の加藤与五郎氏と武井武氏が発明し東京電気化学(TDK)が
東北大学金属材料研究所からは東北金属工業(トーキン)がタッグを組み
日本の磁性体研究は産学共同の先駆者でもある。
朝食
昼食