ここ最近は個人的にヒット本がなくて趣味読書がはかどらず,悶々としていたのですが,これは当たり!嵐迫り来る日曜に,一気読みしました(暇人)。
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教養としての「世界史」の読み方
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みなさんは,世界史を,こじつけの年号暗記と無意味なカタカナ用語の暗記だと思ってませんでしたか?あるいは,ゆとり教育の犠牲者の方は,「履修漏れ」にされてませんでしたか?
僕は世界史が大好きでした。事実と事実の間に意味を与えて結びつけていく営みがとてもおもしろくて,用語等を覚えるのも全く苦ではありませんでした。数学と化学,物理の公式は大嫌いでしたが。。。
受験勉強以来遠ざかってましたが,最近キングダムを一気読みしたこともあって再び歴史を学びたい欲求にかられ,手に取りました。
本書は,
① 文明はなぜ大河の畔から発祥したのか
② ローマとの比較で見えてくる世界
③ 世界では同じことが同時に起こる
④ なぜ人は大移動するのか
⑤ 宗教を抜きに歴史は語れない
⑥ 共和制から日本と西洋の違いがわかる
⑦ すべての歴史は「現代史」である
という大きく7つのトピックからなっております。
歴史の「なぜ?」に丁寧に答える筆者の真摯な姿勢に,溢れ出る教養と考察の深さに,知的好奇心を揺さぶられまくりで本を読む手が止まりませんでした。筆者の本村さんは歴史学者なんですね,道理で。
特に,歴史をヨコに見る③の話(ローマ帝国と漢の成立年は同じ年!)とか,④の話とかはなるほど説得的でした。
あとは最近,思想史も本の先っちょだけかじってるんですが,やっぱり歴史の理解に宗教は切り離せないんですね。
「愚者は経験に学び,賢者は歴史に学ぶ」
とか
「Standing on the shoulder of Giants」
とか,あまりにも有名な言葉たちですが,これからも先人たちの教えから少しでも学んでいきたい,一生勉強していきたいと思った日曜でした。
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