こんにちは!
先日、メンターである浅川智仁さんのお話から、あらためて考えさせられることがありました。
それは、
人の心を動かすのは、完璧な言葉よりも、本氣の想いなのではないか。
ということ。
これ、放課後等デイサービス「ちゃちゃの森」の現場にも、そのまま当てはまると思うのです。
■ 正しい支援をしているのに、心に届かないことがある。
僕たちは日々、子どもたちの成長を願い、さまざまな支援をしています。
どう声をかけたらいいだろう?
どうすれば自分でできることが増えるだろう?
どうすれば将来、自分らしく生きていけるだろう?
知識を学び、支援方法を考え、スタッフ同士で話し合う。
もちろん、どれも大切です。
でも、ひとつ問いかけてみたいのです。
僕たちは、支援を上手にやろうとするあまり、目の前の子どもの心を置き去りにしていないだろうか?
正しい言葉をかけても、心に届かないことがあります。
反対に、何気ないひと言で、子どもの表情がパッと明るくなることもあります。
「できたね!」だけではなく、
「昨日より工夫したね!」
「頑張ったね!」だけではなく、
「悔しかったのに、もう一回挑戦したんだね!」
その子の姿を本当に見ていたからこそ、伝えられる言葉があります。
子どもたちが求めているのは、いつも正解を教えてくれる大人ではなく、
「自分のことを、ちゃんと見てくれている人」
なのかもしれません。
■ だから、ちゃちゃの森では
ちゃちゃの森では、毎日の終わりの会で、一人ひとりの良かったところを伝えています。
誰かと比べて優れていたからではありません。
友達に優しくできたこと。
苦手なことに挑戦したこと。
自分の気持ちを言葉にできたこと。
昨日より少し成長したこと。
大人から見れば小さな一歩でも、その子にとっては大きな一歩かもしれない。
その一歩に気づき、言葉にして本人に届ける。
それも、僕たちが大切にしている支援です。
そして、優しさとは、何でも許すことでもありません。
必要なことは、きちんと伝える。
できないことを全部代わりにやるのではなく、できるようになるまで一緒に考える。
その子の未来を信じるからこそ、必要なことから逃げずに向き合う。
それも、大人の愛情だと思います。
■ AIが言葉をつくれる時代だからこそ。
今はAIが、正しい言葉も、立派な文章も、瞬時につくってくれる時代です。
支援方法を調べることも、声かけのヒントを得ることもできます。
それは、とても心強いことです。
でも、AIがどれほど素晴らしい言葉をつくれても、目の前で泣いている子の気持ちを受け止め、昨日との小さな違いに気づき、その子と一緒に喜ぶ。
実際の支援の場で、その役割を担うのは僕たち人間です。
だからこそ、これからの時代に必要なのは、知識や技術を磨くことだけではないと思うのです。
目の前の一人に、本氣で向き合える人になること。
それが、人間にしかできない支援の価値を高めていくのではないでしょうか。
■ 子どもを変える前に、大人が変えられること。
できないことばかり見ていれば、できないことが目につきます。
できる可能性を探していれば、小さな成長に気づけます。
同じ子どもでも、大人の見方が変われば、見えてくる景色が変わるのです。
子どもの可能性を決めつけない。
誰かと比べない。
その子にしかない良さを見つける。
そして、自分の言葉で伝える。
上手じゃなくていい。
気の利いた言葉じゃなくていい。
本氣で見て、本氣で考えて、本氣で伝える。
その積み重ねが、子どもたちの未来につながると信じています。
僕たちが目指しているのは、ただ支援が上手な施設ではありません。
「ちゃちゃの森に出会えてよかった」と思ってもらえる場所。
子どもたちが自分の可能性を信じ、自分らしい人生を歩んでいけるように。
保護者の皆さまと一緒に、子どもたちの一歩先の未来を考え続けたいと思います。
最後に、ひとつ。
子どもを変えようとする前に、大人がその子の見方を変えてみる。
今日、目の前の子どもの良いところを、ひとつ見つけて伝えてみませんか?
そのひと言が、誰かの未来を変えるきっかけになるかもしれません。
〜共に歩み、その一歩先へ
笑顔豊かな自立への道を拓く〜
最後までお読みいただきありがとうございました
