エイズ
HIV感染者、国内は増加傾向 短期で発症のウイルスも
http://www.asahi.com/science/update/1129/TKY201011290401.html
日本でエイズウイルス(HIV)の感染者、患者が増え続けている。世界では減る傾向にあるのとは対照的だ。厚生労働省のエイズ動向委員会は29日、今年7~9月に新たに計368人が報告され、前年同期を上回ったと発表した。これまで感染から10年は発症しない人が多いといわれてきたが、近年、数年で治療が必要になる新タイプのウイルスが国内外で増加、専門医は「早く感染に気づき、治療開始を」と呼びかけている。
・・・中略・・・
エイズ治療薬は20種類を超え、複数の薬を組み合わせてのむ「多剤併用療法(ART)」により、発症前に治療を始めれば約40年発症しないと考えられるようになってきた。ただし、どんな薬にも、効かない耐性HIVが必ず登場する。以下省略(朝日新聞)
エイズの治療薬がそんなに進化しているとは知らなかった。約40年発症しない治療薬があるのなら安心だ。ただ、最近は感染から発症までの期間が短いタイプのウィルスが増加しているそうなので、注意が必要だ。
感染者や患者が増えていると言っても、年間千人程度というのは少ない気がする。保健所の無料検査、相談件数が毎年約20万人くらいのようだから、それだけ”心当たり”のある人がいるわけで、実際には感染者はもっと多い可能性があると思う。感染者が増加すると、例の治療薬が不足することはないのだろうか。
・・・そもそも40年発症しないって、どれだけの信頼性があるのだろう?経過を40年確認して、統計的に信頼性のあるデータをとるって結構たいへんなのではないだろうか。エイズ自体、比較的新しい病気で、40年前にはそれほど騒がれていなかったと思うし、治療薬もできていなかったのではないだろうか。
いずれにしても、心当たりの有無に限らず、無料検査を受けておくのが無難なようだ。特に年配者は、集団の予防接種等できちんと注射の針が交換、管理されていたか怪しい時代を経験しているので、知らないうちに感染している可能性があると思う。血液製剤のような薬害の例もあったし、まだ未確認の感染経路があるかもしれない。40歳代以降で感染していると判明しても、治療薬で一応40年は発症しないということを信じれば、他の病気、老衰で死ぬ確率と一緒だ。
エイズウイルスも変異しているようで心配はつきないが、医学も着実に進歩しているようだ。こういう分野への予算は削減しないように民主党政権には是非お願いしたい。


