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SPEEDIを初公開 放射性物質拡散予測システム

原子力安全技術センター(東京都文京区)は30日、放射性物質の拡散予測システム「SPEEDI(スピーディ)」のオペレーションルームを初公開した。

 原子力事故発生時、放射性物質放出源の情報や気象などのデータを基に、サーバー約50台で構成する大型コンピューターが、放射性物質の拡散モデルを即座にシミュレーションする。

 東京電力福島第1原発事故後は、炉心の状態が不明のため原子力安全委員会が環境モニタリングから逆算した推定データを使うなどして延べ1万枚以上の拡散予測図を出力したが、公開の遅れもあり、住民避難に十分活用されなかった。

 同センターの恒吉邦秋防災技術部長は「反省すべき点はある。傾向だけでも早く示せばよかった」と話した。

 SPEEDIは1979年の米スリーマイル島原発事故を契機に開発され、文部科学省が所管、同センターに運用を委託している。


ニュースで見ましたが、SPEEDIにはこれまでに240億円が投じられ、昨年も7億円使っているみたいですね。あらかじめ入力されている地形データと最新の気象データを使って、15分もあれば汚染物質の拡散予測を計算できるらしい。

にもかかわらず、所管の文科省も、政府にアドバイスする原子力安全委員会も、政府、官邸もどこもSPEEDIのシュミレーション結果を公表しなかった。

そのせいで、風下に逃げて被曝した人達が相当いる。

原子力安全委員会はSPEEDIのことは所管の文科省に責任があるといい、文科省は官邸や原子力安全委員会に拡散予測シュミレーションを送っていたがその先は知らないと言い、首相や官邸は、当初その存在を知らなかったという。無責任な人ばかりだ。

原子力安全委員会は、首相や政府にアドバイスする役割なのだから、SPEEDIを使って避難地域を設定すべきと進言すべきだった。

文科省は、関係部署へ連絡すると同時に、マスコミやホーム ページ等で公開すべきだった。被曝するかもしれない人達のことをどう思っていたのだろうか。目の前で溺れている人がいても許可がないと助けないのか?税金 泥棒どころか、傷害、殺人罪で逮捕してもいいくらいだ。SPEEDIの情報がないばかりに避難先を誤り被爆した人がガンになって死んだら、責任をとっても らう必要がある。

首相や官邸は、昨年、原子力防災訓練をしていたにもかかわらず、SPEEDIの存在を知らないとは怠けていたとしか思えない。風下が危ないのは素人だってわかるだろう。その予測情報はないのかと周りに聞けば絶対にわかったはず。どういう危機管理をしているんだ。

当初は放射性物質がどのくらい放出されたか不明だったので、パニックにならないように公表しなかったとも聞くが、情報が無い方がパニックになるだろう。

どのくらいの石が飛んでくるかわからないが、この方向に飛んでくるということだけでもわかれば、とりあえずその方向を避けて逃げるだろう。それを知らずに、実はとんでもなく大きな石の直撃をくらってしまった飯館村に、本来安全なはずの地域からわざわざ避難した人がいる。

自分の家族や親戚だったらどう思うのか。

関係者は責任逃れで必死のようだが、絶対に逃がしてはならない。うやむやにしてはならない。この問題の責任の所在を明らかにし、きちんと処罰しなければ、また同じことが繰り返される。