誰かのために戦う強さ
安藤の世界一 誰かのために戦う強さを
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110502/oth11050203210000-n2.htm
東日本大震災の影響で開催地を東京からモスクワに移したフィギュアスケートの世界選手権で、安藤美姫選手が優勝した。彼女を世界一に押し上げたのは、「日本のために滑る」という強い気持ちだった。
開会式で銀盤に映し出された日の丸がアリーナに掲揚され、目に涙をたたえて君が代を歌う安藤選手の笑顔が美しかった。
安藤選手は大会前から、「日本の、被災地のために滑る。一人でも多くの人に笑顔になってもらいたい」と話していた。
被災者のことを思い、自分は普通の生活を続けていていいのか、と悩んでいたとき、背中を押してくれたのは、「笑顔がみたい」という被災者からのメッセージだったのだという。
昨年の覇者、浅田真央選手がジャンプの不調に悩み、久々の競技会だったバンクーバー五輪の金メダリスト、韓国の金妍児選手のミスに助けられた面もあった。
だが、ショートプログラムの2位から逆転で優勝した安藤選手の演技には、会場を魅了する祈り、癒やし、希望があった。世界選手権の勝因を、安藤選手は「日本のことを考えて滑った。それが今までと大きな違い。強い気持ちでリンクに立てた」と語った。
優勝おめでとう。安藤選手。
きっと、演技をしているときは、遠くにいる多くの被災者の視線を近くで感じていたことだろう。みんなを励ますつもりで逆に力をもらったのではないだろうか。
暗い話題が多い最近の日本に、明るい光をありがとう。
演技を見て応援している時は、被災者も苦しい避難生活を忘れることができただろう。優勝と復興が重なって見えたことだろう。
総理の見舞いなんかよりよっぽど元気が出たに違いない。
あと、個人的にはキムヨナの泣く姿を見ることができて、ちょっと嬉しかったよ。大人気ないとわかっているんだけどw