ロシアと中国 | 憂国のサラリーマン

ロシアと中国

尖閣問題に呼応するかのようなロシア大統領の北方領土訪問。中国とロシアは日本に対して共闘しているかのようです。
産経ニュースで、中国の資源確保についての連載が続いていますが、ロシアと中国は、極東での協力関係を深めているようです。
ロシアの石油パイプラインは、太平洋側まで延ばすよりも中国向けに先に完成予定です。
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中国の黒龍江省に隣接するロシアのユダヤ州の農地の15%は、中国企業が耕しており、米の100%、豆類の40%を生産しているという。
【巨竜むさぼる 中国式「資源」獲得術】第5部 ソ連の遺産(2)農地提供 隣国に大きな不安

ソ連崩壊後、人口が1億4千万人と日本とあまり変わらなくなったロシアにとって、現在の広い領土は管理しきれないのでしょう。資源はあるものの、それを活かせる技術も人もないようです。中国がその気になったら、モスクワから遠い極東地域を侵食されると内心はビクビクしているのではないでしょうか。
中国はロシアと共闘の姿勢を見せる一方、したたかに対ロシアを意識した軍備の強化をしているようです。先般読んだ「資源世界大戦が始まった」にも、ロシア国境に大型爆撃機師団の基地を建設したのをはじめ、3箇所に戦闘爆撃部隊の基地をつくり、機械化師団を3個師団を配置していると書かれていました。台湾よりも、むしろロシア国境に空軍兵力とミサイル部隊の戦力を強化しているらしい。
中国は、機会があればロシアの資源を狙っているのではないでしょうか。わざわざ南米やアフリカまで手を伸ばさなくても、すぐそこに膨大な地下資源があるわけです。まして極東地域は、昔ロシアに侵略された歴史があります。尖閣諸島以上に自分の土地だと言う意識が強いでしょう。
過去にソ連からいろいろ協力してもらった恩義もあり、また桁違いの核兵器を保有しているので、チベットやベトナムのように簡単に手を出すことはないと思いますが、ロシアの隙を狙っているのは間違いないと思います。
お互い間合いをはかりながら、駆け引きをしているのでしょう。
ある意味、日本はどちらからも全然相手にされていないのでしょうね。
時々脅しておいてやればいいと思われているのではないでしょうか。