私がなぜここで経済・政治の話をするのか?

をザックリとお伝えしておきます。

まず、政治家が「お金の本質」や「国家」というものを分かっていない(国民も)。

そのため、政策のほとんどを間違えている。

中には、それをわかったうえで、自分の地位・懐を厚くすることを優先し、国民には理解できないことをいい事に平気でウソをつくヤツもいます。

私たちはいいように利用され、苦しめられている。(そんなふうに感じないとすれば、気付いてないだけです)

政治に騙されていることに気付いて、政府に「国民を舐めるな!」とみんなで声を上げていきましょう、主権は国民にあるのだがら...という思いから、

ここで政治・経済のことを書き始めました。

日本は20年以上も景気が悪く、だから給料も少なく(若い人は特に)、

日本人らしさや文化も間違った政治によってどんどん消され、どんどん悪い方向に進んでいるのです。

そして、ほんと信じられませんが、世界2位の経済大国と言われた日本は、唯一先進国の中で数十年以上、経済成長(GDPの低迷)していないのです。

簡単に行ってしまうと、何十年もみんなの給料が上がっていないということ。

国(政府)の借金が多いことが、次世代にツケを残すのではなく、みんなが成長しないこと、景気が悪いままにしておくことが次世代にツケを残すことになるのです。

これを根本から理解して頂くには、「お金とは何か?」「共同体、国家とは?」を知って頂く必要があるのですね。

それで、銀行のことやお金がどうやって生まれるとか、政府は借金膨らませても破綻しない、ということをお伝えしています。

ということで、今回は、政府が借金する時のオペレーションをお伝えします。

これ分かると、”日本政府は破綻しようがない”ことがよ~く分かります。

今回の説明は一例です。

で、この図に書いてある通りなのですが...

 

 

わかりやすくスタートは政府からにしますが、順序が違うかもしれないです...

で、公共事業として1兆円の橋を作るとしましょう。

1、政府が1兆円の国債(借用証書)を発行して、市中銀行(A)(三菱UFJ銀行など)に買ってもらい、政府は1兆円を受け取る(政府の「日銀当座預金」に1兆円を書き込む)。要はここで1兆円の借金している。

2、民間建設企業は橋を作ったら、政府に1兆円を請求。(先払いなのか、後払いなのかはわかりませんので、1と2が逆さになるかもしれないです)

3、政府は、別の市中銀行(B)(建設企業が取引している銀行)に1兆円の振り込みを指示。建設企業の通帳に「1兆円」と書く。これで1兆円が民間側に渡り、世の中にボン!と1兆円が生まれました。(何度も言ってますが、銀行は通帳に数字を書くだけでお金を生み出せます)

3、建設企業はその1兆円を材料費の支払いや従業員の給料で支払います。(おそらく銀行振込みで給料が払われると思います、現金数えるのめんどくさいでしょ?)

従業員さんが消費をすれば、そのお金が経済を回り出しますよね。

4、ここからが大事。市中銀行(B)は1兆円の負債を背負っているので、政府の「日銀当座預金」と決済。政府は銀行に1兆円支払うわけですね。
(「日銀当座預金」は各銀行が持っている銀行同士で使える預金。民間は使えません)

5、政府と日本銀行は親会社・子会社の関係。
日本銀行が市中銀行(A)の国債1兆円を買い取れば、1兆円は「相殺」。簡単に言えば政府が借金した1兆円は戻ってくることになるで借金はチャラ。

借りて支払ったお金が戻ってくるのですから、それで返済できる。

破綻しようがない...

ちなみにこの図↓は、給付金10万円が支給された時の国債発行(借金)のオペレーションです。

 

本当はもうちょっとややこしいですが。

実際、国債は毎年、満期になった国債を借り換えしているので、破綻しないのですが、借り換えの繰り返しなので、政府の借金の数字は、増え続けるのです。

だから1000兆円にも膨れ上がっているだけ。こういうものなのですね。

家計と同じに考えたら駄目なのです。

「借金1000兆円、だから?」「そんなの地球滅亡まで、増やしておけばいいじゃん」

ということ。

大事なポイントは2つ。

1、お金は銀行の「信用創造」でいくらでも生み出せる(国民の預金残高が、政府が借金できる限界という話は大嘘!)

2、政府は借金しても返ってくるので、破綻するわけがない。

大体お分かり頂けたでしょうか?

昨年、12月半ばくらいに特ダネの小倉さんが第3次予算のニュースで「政府の借金増大は、次世代にツケを残すことになる」みたいなこと言っていたそうです。

ほんとにそういった嘘をテレビでいうの止めて欲しいです。

(ネットでは財政破綻論は嘘であることがかなり広まっている中で、小倉さんがそれを「知らなかった」など許されないです)

ちょっと話はズレますが、

パソナ会長の売国奴「竹中平蔵氏」が元旦にYouTubeチャンネルを立ち上げたそうですが、

投稿動画1本目にバッドマークが1万6000も付いていたそうです。(笑)

国民を犠牲にして、自分の利益が上がることしか考えてない奴に対して、当たり前の国民の反応ですね...