ちょっと間があきましたが、
【国民経済の五原則】...
大体、お分かり頂けたでしょうか?
一応もう一回書いておきます。
◆国民経済において、最も重要なのは、「需要を満たす供給能力」である。
◆国民経済において、お金は使っても消えない。誰かの支出は、誰かの所得である。
◆国民経済において、誰かの金融資産は必ず誰かの金融負債である。
◆国民経済において、誰かの黒字は、必ず誰かの赤字である。
◆現代世界において、国家が発行する貨幣の裏づけは「供給能力」である。
これ、大体でも分かると如何に今の政府のやっていることがおかしいのかに気付いてくる...
そもそも、政府の国会議員を選んだ私たち国民の考え方がおかしい...
【国民経済の五原則】を分かってないから。
例えば、
「コロナで国民は収入が減って苦しんでいるんだ!国会議員も給料減らして苦しめ!」なんて言って、議員の給料減ったら、あなたの収入はもっと減るのですよ!
ということ。
なぜか?
◆誰かの支出は、誰かの所得である。
国会議員だって消費者です。給料減って消費を減らせば、誰かの所得も減る...
経済に周るお金が減る...
周りまわって「あなたの給料も減るのですよ」ってことです。
「土建屋が多い!減らせ!」とか「公務員が多すぎる減らせ!」なんてもの同じ。
土建屋さんが減ったら、経済に周るお金が減るだけでなく、災害が起きた時に助けて貰えなくなる...
災害で一番に助けてくれるのは、地元の土建屋さんですよ。
土砂崩れで、土砂を重機で避けてくれるのは、誰ですか?土建屋さんでしょ。
地元だから土地勘もあって、すぐにその場所まで行ける。
自衛隊なんかより断然早い。
どれだけ助けられていることか...
公務員さんだって、減ったら業務が遅くなる。
10万円の給付金、届くのが一番遅かったのは大阪。
これ、公務員さんが少ないからなのですよ。
世界で一番、公務員さんが少ないのは日本。
「日本は公務員が多すぎる!」なんて馬鹿なことを言っているやつがいたら、ちゃんと教えてあげて下さいね。
誰かを叩くと、自分で自分の首を絞めることになる...
【国民経済の五原則】が分かっていればそれに気づくのです。
それから、何度も言ってますが、日本はいくら借金が増えても財政に何の問題もない...
お金というのは貸借関係で生まれる物だから、政府だって円というお金を発行する時は銀行から借りる必要があるわけです。
だから、国債発行(借金)は、通貨の発行なのです。
ちなみに銀行がお金を貸す時は、国民の銀行預金から又貸ししているわけではありません。
貸し借りの関係が成立したら、銀行は通帳に〇〇〇万円と”書くだけ”でお金を貸すことができます。
現在はデジタルなので、数字をカチカチっと打ち込むだけでお金を貸し出せるということ。
数字が打ち込まれた瞬間にボン!とお金が生まれるのです。
(※これについて詳しくはこちら↓)
要は理論上は無限にお金を貸せるのです。
最近、聞いたのですが、銀行員さんでもこれを知らない人がいるそうです...
で、
数年前、国会議員の誰かが「民間が預貯金を使い崩せば、国(政府)は借金できなくなって破綻する!」なんてこと言っていましたけど、大嘘です。
政府が銀行から借りるのは「日銀当座預金」。国民の預貯金、関係なし!
もちろん”書くだけ”で貸せます。
こういったことが知られていないから国民は騙されてしまう...
そして、日本はお金が使えないなんて大嘘が蔓延している。
少し前に動画を紹介しましたが、政府がお金出さないから...
もっと財政拡大しないから、日本の防衛は衰退して、中国に追い越され、舐められている...
(尖閣諸島、今どういう状況なのか?検索してみて下さい)
というか、今すぐ攻め込まれてもおかしくない状況です。
アメリカは守ってくれませんよ。もう安全保障なんて破綻してます。
政府がお金出さないから、日本は衰退化。
書いているうちにだんだん、腹が立ってきたので、このへんで終わりますが、政府にお金出させないと日本、無くなっちゃいます。
今なら、立て直せますが、あと数十年で発展途上国に戻ってしまいますよ。
私たち国民がやることは、「財政拡大しろ!」と地元国会議員に声を上げること。
選挙で財政拡大の考えを持っている人を選ぶ。
私、ほんと焦ってます。(1人じゃ何もできませんが...)
いろんなこと知り過ぎて、絶望感もあります...
なんとかするには、国民一人一人が私が話しているような正しい貨幣感、国家感を持つ、
そして、大人数の束になって政府に声を上げるしかないです。
民主主義国家なのですから...