フィクサー(英:fixer)とは、背後で影響力を行使する強力な人物。
陰で仲介に立って交渉をまとめる示談屋。社会の黒幕、ゴッドファーザー、
影の総理、闇の権力者と呼ばれることもある。
フィクサーといわれる人は政界や財界に大きな影響を与えている人物であり、
表向きは社会的地位の高い人として振舞っていることが多い。
しかし、裏では様々な違法なやり取りの仲介をしており、
その取引を通じで政界や財界に影で影響を与えている。
19世紀後半以降、黒幕が日本政治に大きな力を持つようになる。
歌舞伎では舞台裏で黒い幕を操作しながら舞台を進行することから、
背後で影響力を行使する強力な人物を黒幕と呼ぶようになった。
ヤクザ・右翼団体からなる暗黒街と実業界・保守政治団体からなる表(合法)
社会とを橋渡しする右翼(通常は極右)の事をさすことが普通である。
宗教団体を利用することもある。黒幕のはしりとして最も有名なのは、
極右の長老で玄洋社代表の頭山満である。
戦後は暴力団・右翼団体と実業界・自民党とアメリカCIAとの橋渡しを行うA級戦犯トリオ、
児玉誉士夫、笹川良一、岸信介が特に有名である。
岸は表の世界でも首相となったが、首相在任以外の期間も裏で隠然たる巨大な影響力をもった。
また、三浦義一はGHQと三井グループを初めとする財界と自民党官僚派の橋渡しをやり、
戦後の黒幕としての影響力は児玉と並ぶものであった。
三浦と児玉の時代の後には西山広喜が大きな力を持った。
アメリカでは悪徳弁護士もフィクサーと呼ばれている。
●フィクサーと呼ばれている人
頭山満
杉山茂丸
鮎川義介
土肥原賢二
正力松太郎
甘粕正彦
谷口雅春
岸信介
三浦義一
安岡正篤
笹川良一
瀬島龍三
大谷貴義
永田雅一
田中清玄
児玉誉士夫
小佐野賢治
西山広喜
浅田満
許永中
四元義隆
横井英樹