このころ、ドイツはアメリカ大恐慌の影響が特に深刻であった。


取り付け騒動により、銀行の連鎖倒産が発生。


失業は600万人。収入の道を絶たれ、住む場所もない状態であった。


そのとき登場したのが、ドイツ民族の全面の復興を掲げる


アドルフ・ヒトラー率いる国家社会主義ドイツ労働者党、


いわゆる「ナチス」であった。


ヒトラーは、民主主義を無責任なものとして否定し、自らの独裁で


ドイツ民族を救うと強く訴えた。このとき、ヒトラーは40歳。


ドイツ国民は、この若き政治家に国家の未来を託した・・・。