編集長の富田志乃です

これまで、

出版を叶え３つのキモ、

企画書の秘密を書かせていただきました。

誰に向けて書くのか。

自分の強みは何なのかなどを

明確にすることが出版を目指す際の

基礎となります。

では、現実的に

その企画を採用するかしないかを

出版社はどこで決めるのかというと

最終的には

「企画書の中の章立て」となります。

章立てから、

その人がどんなノウハウを持っているのか

どんな方法論があるのかを見るからです。

だからこそ、必要なのは、

章立ての中に盛り込む

「項目」の数となります。

企画書で章立ての項目をたくさん出すことが、

出版を決める大きなポイントなんです。

ですので、

各章に最低でも７つ以上は欲しいところ。

やり方としては、

先に章立てを決めて、

その中に入れ込んでいくという方法があります。

タイトル案：「5分でできる！毎日ラクになるマインドフルネス習慣」
章立て例
1章：日常のストレスを知る
2章：5分でできる呼吸法
3章：移動時間にできる簡単ストレッチ
4章：仕事の合間にできるリセット術
5章：毎日の習慣にするコツ
6章：実践者の体験談
7章：応用編（家族や友人とできる方法）

各章の項目は、

10個でも20個でも思いつくだけピックアップしてください。

その中から精査した項目を

7つ～10つ企画書には書くようにしましょう。

その際、最低７つと言われたから

７つでいいよね・・・という方の企画は

おそらく採用はされません。

編集者もプロです。

７つしかない項目と、

本当はもっとあるけど７つに絞ったよね

という項目は、案外一目瞭然なんです。

７つしか項目がでない人と、

本当はもっと項目が出せる人とでは、

著者としての可能性を後者に感じるのは

当然だと思います。

もう１つのやり方として

おもいつくだけの項目を先に羅列する方法もあります。

でれきば100個出してください。

その後、

同じカテゴリーごとにまとめて

章立てとする　というやり方もあります。

ただこのやり方は、

項目が重複しやすい、

カテゴリーに偏りができるなどの

デメリットもありますので、

初心者の方は、最初に章立てをつくってからの方が

やりやすいのかとは思います。

ただ、項目から出した方が

新しい切り口を見つけることもできるので、

これはどっちがいい、悪いではなく

ご本人のやりやすい方を選んでください。

なお、項目だしは、

自分ひとりで考えるには難しいので、

身近な人に相談したり

インタビューしてみてもよいと思います。

まずは、自身を深堀して

項目をたくさん出してみましょう！

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出版を決める秘訣は章立てにあり！企画書は、「項目をたくさん出す」がカギ！