恋人優先の女性脳と趣味や仕事優先の男性脳
(11/17 10:04 COBS ONLINE)

久しぶりに休みの予定が合いそうな週末。彼をデートに誘ったのに、いとも簡単に「その日は一日趣味に没頭したい」と断ってきた。「えっ?次に会えるのは2週間後なのにどうして趣味を優先するの?」自分は100%彼を向いているのに、彼は仕事や趣味、男友だちなど彼を取り巻くほかの要因を自分よりも優先させていると感じたことはないだろうか。
男性と女性では、恋人の優先順位は違うのか。脳の感性分野を研究、『恋愛脳』の著者でもある黒川伊保子先生に伺った。
恋人に希少感を抱く女性
「男性にとって恋愛は特別なことではなく、趣味や仕事と同様、日常の一部なのです」(黒川先生)
女性が何を差し置いても彼を優先しがちなのに比べ、男性は状況や気分次第で仕事や趣味を優先する。これは、女性は自分と相性の良い男性にのめり込み、すぐに気持ちを寄り添わせてしまいがちだが、男性は女性だけにのめり込むことは少なく、執着しにくいからだ と黒川先生は言う。
たとえば、女性はすてきな男性100名に抱きしめられたとしても、抱きしめられたことを心地よく感じる男性はおそらく1~2名、多くても数名だと言う。同様にきれいでスタイルの良い女性に抱きしめられた男性は大半の女性に心地よさを感じるのだと言う。
これは、女性は一瞬にして自分と相性の良い男性を察知する嗅覚が発達していて、その男性に抱きしめられたときだけ心地よさを感じるが、男性はその嗅覚がにぶく、相性よりもすてきな女性に抱きしめられたという心地よさを楽しむからとのこと。
「女性は相性が良いと感じる男性と出会ったとき、脳の感性領域が反応して一気にのめり込むが、男性は感性領域の反応が極端に鈍く、そのため相手にのめり込むことが少ないのです」(黒川先生)。
男性が抱く執着心は恋ではない?
ただ、男性も女性に対し執着心を持つことがあると黒川先生は言う。それは、闘争心や独占欲がわき上がってきたとき。その兆候は、恋人に気持ちを寄せるほかの男性が出現したときなどに顕著に表われる。
これは愛と暴力のホルモンとも呼ばれている男性ホルモン「テストステロン」が闘争心や独占欲が高まることで分泌され、発情しやすくなるからだ。このホルモンは女性に突然泣き出されたときなど、驚いたときや、脳がパニックを起こしたときにも分泌される。男性が泣き出した女性を思わず抱き寄せると言った行動をとるのもそのせいだ。
また、男性は自分のテリトリーに勝手に入ってこられることや、大切にしているものに無神経に手を触れられるのを嫌がる縄張り意識が強いことも、執着心や独占欲を高めているとのこと。
ただ、男性のこのような執着心は恋人に対してだけではなく、大切にしている自動車や時計、それに仕事や男同士の友情などにも同様の気持ちを持っている。「もし彼の気持ちを自分に向けようとして、ほかの男性の影をちらつかせるなどしてテストステロンの分泌を促そうとするのはオススメしません。それは愛情ではなく、男性の縄張り意識に過ぎませんから」(黒川先生)
恋人がたとえ仕事や趣味を優先したとしても、それはあなたに愛情がなくなったからや、大切に思っていないからではなく、それが彼の恋愛の仕方だと割り切るしかないようだ。もしくは、自分自身の心を広く持ち、彼の趣味や仕事、それに友人関係すべてに愛情を注ぐことができれば、自分の優先順位が気にならなくなるかもしれない。




ふーん。