【妄想ガール】
眠らぬ街のシンデレラ~廣瀬遼一&…~




妖かしの夜⑥



遼一さんは、オーランドさんとアントニオさんとともに奥のテーブルに通された
そこには、他にも3名がすでに席についていた


全員が席に着くとゲーム始まりの合図となり、親決めのカードが配られる


(……Jのカードを配られたた人が親になるんだよね…)
(あっ……オーランドさんにJが……)


親になったオーランドさんが、1枚づつ伏せて5枚のカードを配り終えると、みんな揃って手札を開く

緊張が走る瞬間……

集まったギャラリーにも、その緊張が伝わってくる


(…なんか、こっちまで緊張しちゃうな…)
(遼一さんのカードは……)


気になって遼一さんを見ると、そこにはいつもと何一つ変わらない表情のままの遼一さんがいた



「さすがは、遼一だね」

「うん、まさにポーカーフェイス…遼くん、かっこいい……ねっ?マリアちゃん」


突然声をかけられ振り向くと、そこには千早さんと未来くんが立っていた



「ち、千早さんに未来くん!」

「緊張してるのかい? マリアさん」

「あ、は、はい…」

「マリアちゃん、大丈夫だよ、遼くんはポーカーだけは負け知らずだから」
「この僕が本気でやっても、5回に1回ぐらいしか勝てないもん」


「そうだな…遼一のポーカーは超一流だからね」

「そ、そうですよね…」



そんな会話をしている間にも、

「ビッド」「コール」……の声とともに、チップが山のように積まれていく


(遼一さんのカードって……なにが揃ってるのかな……)
(覗いて見たい気もするけど……私が見たら、すぐ顔にでちゃうから……見ない方がいいよね)


「おお~~」


すると、ギャラリーから、どよめきのような歓声が沸き起こる


「レイズ」の声とともに、遼一さんがチップを一気にせり上げたのだ


遼一さんは、表情を少しも崩さずに、不敵な笑みを漂わせている


他のプレイヤーに目をやると……


(オーランドさんも、アントニオさんも、ポーカーフェイスを崩していない……ように見えるけど……)


他の3人には…焦りの表情があきらかに見えていた


そして―――数秒後、


「ドロップ」

「ドロップ…」

「ドロップ」



立て続けに、棄権を意味する「ドロップ」が告げられる


残るは3人、オーランドさんにアントニオさん、そして遼一さんだけになった








⑦につづく…









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~ちょっと一息~


こんばんは~~

妖かしの夜…お楽しみいただけているでしょうか…?

なんか、毎回含みのある終わり方で……スッキリしないままなのですが……
今回も、中途半端なところで終了ですwww


実は今回のこおお話は……

ある部分が書きたくて……書き始めたのですが、なかなかそこに到達せずwww
前振りだけが長~くなってしまっていて…

ポーカーだって、実は私…ルールを知らず……
ゲームだってやったことないし……
知恵袋さんにお世話になりながら書いているので……
実際のゲームとは違うものになっているのではないかと、思うところなのですが……
(ポーカーを知ってる方には、違和感があるかもしれません。)
  ↑
ご了承のうえ、ご覧ください…



オーランドにアントニオも……
当初の予定では、全く考えられていない人物だったのですが……
(ちなみに、オーランドはオーランド・ブルームを…アントニオはアントニオ・バンデラスを想像してください。)
  ↑
マリアチョイス、イケメン・ザ・ワールド…


と、まあこんな裏話ありのお話ですが、あと少しで…本題というか、書きたかったところに繋がるはずなのですが……
なかなかねぇ~~
最近は、ホントに繋がるのだろうか……と、ちょっと弱気になってきています……

でも、でも、なんとか、無事繋げられるように頑張りたいと思いますので。。。
もう少し、この煮え切らないモヤモヤ感にお付き合いくださいね!