【妄想ガール】
ボルテージ「眠らぬ街のシンデレラ」の妄想二次小説です。
(ボルテージさんとは、一切関係ありません)
遼一を愛するがあまりの勝手な妄想で仕上がっていますので・・・
①原作のイメージを崩してもいい方(キャラ崩壊あるかも…)
②ネタバレ等も含む場合もありますのでお嫌でない方
③ワタシの自己満妄想にご理解のある心の広い方
のみ、ご閲覧くださいますようお願いいたします。m(_ _ )m
注…
今回のお話は、本当なら12月3日の遼一Birthdayに合わせ書く予定のものでしたが…
諸所の事情により間に合わず……
今さらながら、完全な時期外れの内容となってしまいました…
そこのところをご理解下さり、いいよ~という方のみご閲覧下さい……
それでは、遼一ハピバ!!
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一番欲しいモノは…①
原稿の締め切りを間近に控えた、とある週末…
コーヒーのいい香りに誘われてリビングの扉を開けると、
いつものように、そこにはアイツがいた
「あっ、遼一さん! お疲れ様です!」
「コーヒー飲みますか? 今ちょうど淹れたところだったんです……」
「ああ、悪いな…」
オレは大きく伸びをして、ソファに腰掛けた
(さすがに…徹夜明けはしんどいな……)
(……ふっ、…ったく……)
ふと、キッチンにいるアイツに目をやると、楽しそうに、鼻歌まじりにコーヒーをカップに注いでいた
ぼんやりとそんなアイツの姿を眺めていると……
心からくつろげる…そんな想いが溢れてくる
「はい、どーぞ」
「ああ、サンキュ」
「…終わったんですか?」
「いや……」
「昨日も…寝てないんですか?」
「………」
「あとで、簡単な食事を作っておきますから……食べたくなったら声かけてくださいね!」
(マリア……)
そう言ったアイツの笑顔があまりにも眩しすぎて……
オレは、コーヒーを飲むそぶりを利用して、アイツから視線を逸らした
それなのに…アイツはオレの隣にピッタリと寄り添うと、オレの顔を覘きこんできた
× × × ×
「遼一さん!お誕生日のプレゼント何が欲しいですか?」
「今、一番欲しいモノとかって…なんですか?」
「…ん? ……特になし」
「えっ? そんなこと言わないで下さいよ、せっかくのお誕生日なんですから……」
「……お誕生日、って……お前なぁ……」
「…もうガキじゃないんだから、そんなんでいちいち騒ぐんじゃねーの」
「でっ、でもお……」
「それに、オレは誕生日なんて…別に嬉しくもなんともないわけ、一歩じいさんに近づく…ってことでしょうが…」
「お前はオレが早くじいさんになったら、嬉しいのか?」
「うっ………(嬉しくはないけど…)」
「だから、プレゼントなんて、別に考えなくてもいーから…」
「…お前のその気持ちだけで、十分だ」
そう言うと、ポンと遼一さんの大きな手が私の頭を撫でてくれた
「で、でも……せっかくのお誕生日なのに……」
「遼一さんの29歳28歳の誕生日は…1回きりなんだもん…」
「なにか記念に残るもの…とか……」
私は少し俯き加減で、口を尖らせた……
すると、遼一さんが、ふーっと大きく息を吐く気配がした
そして、私の身体を抱き寄せると、俯いた私の顎をクイッと上に向かせた
「そんな顔…するなって…」
「(キャッ!?)…痛っ…!?)
遼一さんは、私の鼻を思いっきりつまんだ
「ちょ、ちょっと、何するんですか!」
「くっくっくっ……そんなに何かしたいって言うなら……誕生日記念に、その日はオレの言うことを何でも聞く、絶対に逆らわない…ってのは、どうだ?」
「えっ!!何でも……ですか?」
「そっ、何でも……」
「うっ………」
遼一さんは、口角をあげニヤリと笑っていた
そして、
「忘れられない…誕生日記念の日にしてくれよ……楽しみにしてるぜ?」
そう私の耳元で囁くと、遼一さんは笑いながら書斎に戻っていった……
≪②につづく≫
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遼一Loversの皆さん…長らくお待たせいたしました~!
遼一BDストーリー……
やっと…やっと…やっと、始動いたしました~~!
もう…完全に時期外れなのですが…今頃になって…
(;^_^A
BDに間に合わなかったうえに…
駄文という……
来年の遼一BDまで、お蔵入りにしようかとも思ったんだけど……
忘れちゃうとイケないので…UPします……
完全な時期外れのお話ですが……
お許し下さい……m(_ _ )m