期間限定★ハロウィン イベント

 

白金総司とハロウィンパーティー





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総司さんは私の手を強く握りながら、いつもより早く歩く




「も、もしかして、帰るんですか?」


「そうだ、さっき香坂に連絡して、残りの仕事は任せてきた」

「それに、真澄と顔を合わせる気はない」


「で、でも…パーティーの途中で抜けちゃっていいんですか?」


「大事な所への挨拶は済ませてある」

「それに俺はこれ以上、お前を他の奴の目に晒す気はない」




そう言って、さらに足を速める総司さんに私の足がついていかずに、もつれて転びそうになる



「きゃっ!」


「大丈夫か!」


「…あ、はい、総司さんが支えてくれたから、大丈夫です」




私はパーティー会場の端を、総司さんに支えられながら歩いていた


総司さんの歩調は、さっきよりもゆっくりになっていた



「さっきは……頭に血が上っていて、お前の歩くスピードまで考えていなかった」


「でも、しっかりと支えてくれてたから、大丈夫でしたよ」

「ありがとうございます」


「………」


「どうしたんですか?」


「いや……怖い思いをさせたな…」

「それだけ許せなかった」

「…とにかく、ここからは離れるぞ」


「あ、はい……」



そのまま会場を出ると、庭園へと向かった


庭園はハロウィン仕様に飾りつけがしてあって、カボチャをくり抜いて作ったランタンが

入口から列を成すように並んでいた




「わぁ……綺麗!」


「意外といいものだな……」


私が立ち止まったことに気づいて、総司さんも足を止める




庭園にはいくつものランタン


炎が風に揺れて、幻想的な雰囲気をより一層醸し出していた



「総司さん、少し歩きませんか?」

「せっかく総司さんが用意してくれたドレスだから…もう少しだけ、お姫様気分を味わわせてください」


「ああ、……わかった」




総司さんは、私と繋いだ手をしっかりと繋ぎ直し、庭園をゆっくりと歩き始めた



庭園は広く、オレンジ色の風船や、黄色の星型の照明が綺麗にレイアウトされていた




「やっぱりこのお庭だけでも、凄く豪華ですね」


「そうか? こういった会場の庭はだいたいこんなもんだろ」


「こんな所に悪戯お化けがいたら、きっとお菓子も豪華じゃないとダメそうですね?」


「菓子が必要なのか…?」


「もしかして…ハロウィンのこと、よく知らないんですか?」


「……悪いか」


「いえ、知ってるとばかり思ってたので、ちょっとビックリしました」













≪プレミアムENDにつづく≫








「イケない契約結婚」

期間限定★ハロウィンイベント


(C)Arithmetic





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キャーッ!!


総司さんの独占欲、全開~~!



『もうお前を他の奴の目に晒す気はない!』


だって…(〃∇〃)



こんなこと言われたら……


何も言い返せなくなっちゃうよ、きっと……


ということで、次は無事にプレミアムエンドなのですが、

(好感度25以上でGET)


ちょっと一つだけ…


このままパーティーを抜け出して帰っちゃったら、ダンスは?

練習した社交ダンスはどうなるの?

まさか…踊らずに帰っちゃうのかな~?


最初のくだりで、せっかく社交ダンスを取りあげたんだからさ~

もっと、絡もうよ~~~


なんか、完全に忘れられてそう………(泣)

(楽しみにしてたのに…)