期間限定★ハロウィン イベント


白金総司とハロウィンパーティー



†マリアの部屋†-noname~00.jpg


白金に送られてきたのは ハロウィンパーティーの招待状!!


社交ダンスが必要なパーティーって!?



ハロウィンパーティーは、社交ダンス必須!?




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「え、ハロウィンのパーティーですか?」



手に何か封筒らしきものを持って帰ってきた総司さんは、

荷物を置く間もなくハロウィンについて聞いてきた


彼の口から季節のイベントの話が出たことに少し驚いていると、

すっと手が伸びてきて 私の鼻をつまんだ


「それで、どうなんだ?」



×  ×  ×  ×



①知ってる



「ハロウィンは知ってますよ、とは言っても、学生の頃に友達と騒いだっきりですけど……」


「俺はそう言った類のものに興味がないからな」

「毎年招待状が来るが、無視している」


「パーティーなら楽しいんじゃないですか?」


「はぁ………それより、お前は踊れるのか? 社交ダンス」



×  ×



②封筒が気になる



「これって、ただのパーティーじゃないですよね?」

「招待状って書いてありますし…」



総司さんの持っている封筒には、荘厳な雰囲気の書体で『招待状』と書いてあった

これは…とてもじゃないけど、気軽に楽しめるパーティーじゃなさそうだ



「毎年断っているが、今回はどうしても参加しなければならなくなってな…」

「それに、そもそもハロウィンに思い入れなんてないしな…」


「そうなんですか? 意外と楽しいかもしれないですよ」


「そうかもしれないが…問題は社交ダンスだ」


「マリアは、踊れるのか?」



×  ×




③本当にそれはパーティー?



「この招待状、ハロウィンパーティーというより舞踏会っていう感じですね」


「そうか…なんだかあんまり参考にできない意見だな」

「まぁ、とにかく、この手のパーティーなら、社交ダンスが出来ればいいさ」


「マリアは踊れるのか?」




×  ×  ×  ×




「社交ダンスですか…!? で、出来ませんよ」


「大丈夫だ、俺が手取り足取り教えてやる」



総司さんは私の腰に片腕を回し引き寄せると、もう片方で手を握った


いつも以上に顔が近くて、なんだか照れくさくなってしまう



「どうした、顔が赤いぞ」


「急にするから、びっくりしただけです…」


「言っただろう、手取り足取り教えると…」



総司さんにリードされてステップを踏んで踊る

驚くほどスムーズにリズムに乗れていた



「わぁ、初めてなのに……」


「男がうまくリードすれば、たいていは踊れるもんだ」


「こんなに上手に踊れるのに、どうして出席するのが嫌なんですか?」


「……いろいろと面倒だからな」



総司さんはそう言って、この話はこれで終わりだと告げる様に、私の唇を塞いだ




結局、そのまま日数だけが過ぎて行き、とうとう明日がハロウィンパーティーになった



「マリア、明日の準備はできてるか?」


「はい、大丈夫です!」


「そうじゃない、服装とか身の回りのことだ」


「………?」


「…その顔じゃ、なにも用意してないな……」


「え……あ!」



総司さんの言葉を理解して、顔が青くなるのがわかった


普通のパーティーではなく、ダンスパーティーがあるような場所ということは、

それに見合った服装じゃないといけないはずなのに……


そんなこと、まったく考えていなかった



「まぁ、夜からだから、明日の午前中にでも買いに行くか」


「はい……」


「そんなにしおらしい態度をしてもダメだ、許さない…」



意地悪な笑みを浮かべている総司さんに、恐る恐る尋ねる



「…どうすれば、許してくれますか?」


「そうだな、たまにはお前からキスしてもらおうか…」



私は総司さんの傍へと近寄る



(キスしようって意識すると、恥ずかしい……)


「少し手伝ってやろうか?」


「きゃっ!」



総司さんは、強引に私の手を引っ張った







≪②につづく≫






「イケない契約結婚」

期間限定★ハロウィンイベント


(C)Arithmetic





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始まりましたね~~


総司さんのハロウィン イベント!!



ああ~~

やっぱり、総司さんはいいですよね~~o(^▽^)o

(レポってて、楽しい~)


そ・れ・に……

今回は、総司さんが社交ダンスなんて……(〃∇〃)



実は私…

社交ダンス経験者なんです!

(20歳から始めて、子供ができるまで踊っていました)


今はちょっと…踊ってませんが、今でも一応ひと通りは踊れます(^_^)v



だから、今回のイベントは、いつもより楽しさが倍増で……

「あ~総司さんと踊れる~~」と思って、はりきって参加してま~す!


ストーリーの中で総司さんも言っていましたが、

社交ダンスは、男性の上手なリードがあれば、女性は初心者でもけっこう踊れるものなんですよ!

(練習は、必要ですけど…)



でも、まさか、総司さんとダンスが踊れるなんて……思ってなかったので、

と~~~っても、嬉しいマリアで~~すо(ж>▽<)y ☆