「MOON SAGA 義経秘伝」
二度目の舞台観賞をしてまいりました!
1回目は7月21日に、2回目は7月25日に観てきました!
(1回目の感想は別記事にてUP)
1回目感想はこちら
から
で、今回2度目を観ての感想なのですが…
一言でいうと、全く別の舞台を観た感じがしました。
というのも…
1回目の感想記事を観ていただいた方はわかると思うのですが、
最初はただ単に、「GACKTが観たい」「GACKTに会いたい」という想いだけが強くて、
GACKTびいき、GACKT寄り、GACKTに偏った見方をしていて、舞台そのものを観てなかった…かなと、
だから、なんか物足りないとか…出番が少ないとか…
舞台の感想ではなく、GACKTだけに対する感想というか…
でも、今回は2度目ということで、「舞台を観る」「舞台を楽しむ」という観点で観賞したので、
全く違うものになったのかな…と思います。
…で、2度目の率直な感想なのですが…
(以下、ネタばれ等ありますので、今から観る方は閲覧しない方がよいと思われます)
(また、あくまでも個人的感想なので、読んで不快に感じる方もいると思いますので、自己責任においてご閲覧ください)
(長く、うざい感想ですのでお嫌な方はバックしてください)
感想1…主役は義経ではなく、義仲では?
感想2…LEDを駆使した舞台演出が凄い!(特に早乙女太一さんの所)
感想3…GACKTならではの感性が、舞台全体に行き届いてる!
感想4…キャラクターと出演者が合ってる!
等などなのですが…
義経のお話というよりも、
義仲と巴御前のお話というか、二人の信頼関係の深さというか…
「死んでもこの人を守りたい…」「ずっと、傍にいたい」という巴御前の強さと愛情の深さ…
これが、凄く私の中に残りました。
義仲と義経の友情…ということも強く描かれてはいるのですが、
女性視点からすると、巴御前の想いのほうが印象に残りますね。
それからやっぱり、早乙女太一扮する、物の怪「影」の妖艶さ…
もうLEDをバックに戦うところなんて、感動もので、息がつけないぐらい引き込まれて、
力尽きて、想い半ばに死んでしまうところなんて…涙で見えないくらいでした…
愛しすぎて切ない…思いが強すぎて素直になれない…
こんな表現がぴったりで…
「影」というキャラと、早乙女さんも、もうぴったりで…彼以外には演じれない、
「この人本当に物の怪なのでは?」とさえ思うほどでした。
あの身体のクネっとしたしなりというか、ひねりというか…
もう所作が女性より女性らしい…
巴御前も嫉妬するほどに美しいんですから…
妖艶=早乙女太一
早乙女さんの別舞台も観にいきたいと思ってしまいますよ、きっと…
義仲を演じる前川さんも、巴御前を演じる悠河さんも、本当に役にぴったり合ってました
前川さんは、体格、風貌、声…いずれをとっても「鬼の義仲」そのもので、悠河さんも、男勝りの役なのに
女性らしさや恋する女心とか、前面には出さないんだけど絶妙に感じさせてくれるし、立ち回りも綺麗、戦ってる姿も綺麗…さすが宝塚だな、と思いましたよ。
で、キャラが一番合ってなかったのはGACKTかも…
なんていうか、最初のほうはずっと3枚目キャラだし…
でも、義経が覚醒して鬼になるところは流石でした
あのシーンは彼にしか演じられないだろうな~と思わせてくれます
なんてったって、あの鋭い眼光、眼力、狂気に満ちた表情は彼特有のものだと思います。
自分の体と心が鬼に支配されていく様を存分に表現していたと思います。
(今回は前方の席だったので、表情のひとつひとつまで観る事ができました)
(1回目は表情までは見えなかったから…)
前方で表情まで見えるのと、後方で見るのでは感じ方が全然違う舞台になると思います。
「MOON SAGA 義経秘伝」
「源 義経」とかっていうと、歴史物(時代劇風)だと思ってしまいがちですが、
全然そんなことに囚われてなくて、歴史がよく分かってなくても全然楽しめる舞台だと思います!
言葉遣いなんてほとんどが現代だし…衣装もゲーム感覚っていうか…
GACKT独特の感性、GACKTの持ってる世界観、十分に堪能できる舞台だと思います!
なんか、長々と自分勝手なことばかり書いてしまいましたが、少しでもこの舞台の良さが伝わってくれたらいいかな~~なんて思ってます!
まだ始まったばかりのなので、今はこれぐらいのことしか言えませんが、GACKTの創る舞台は、これからどんどん進化していくことと思います。
進化する舞台、これこそがGACKTの舞台!
追加公演で、国際フォーラムで観るのがとっても楽しみになりました!
最後に…
この2回目の時、中央左よりの前方の席だったのですが、GACKTが結構近くにくる場面がありまして…
間近で見れるし、それに…彼のエゴプラの香りが漂ってきた気がするのは…私だけでしょうか?
かなり、いい匂いがしました!