完レポではありませんが、
ネタバレ有ります【注】
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ダメな方は、バックしてくださいm(_ _ )m
選択肢の部分は、自分が選んだものでストーリ展開しています。
(他の選択肢は記載していません。)
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仕事が終わり会社を出るころには、あたりはもう真っ暗・・・
(結局、大造さんには何も言えなかった・・・な・・・)
(大造さんは、今もまだ頑張って仕事してるし・・・やっぱりこれ以上余計な負担はかけられないよね・・・)
「はぁー」
大きなため息をつき歩き出した。
《コツ、コツ、コツ、コツ・・・・・》
すると後ろから、昨日と同じ足音が・・・ついてくる。
《コツ、コツ、コツ、コツ・・・・・》
(こ、怖い・・・逃げなきゃ・・・)
マリアは夢中で走り出すと、コンビニを見つけ、中に入った。
(ど、どうしよう・・・怖い・・・)
なんとか逃げ込んだものの、怖くて外に出られない。
(大造さん・・・・助けて・・・)
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『もしもし、どうした?』
「た、大造さん・・・わ、私・・・」
『何かあったのか?』
「・・・わ、私・・・誰かにつけられてて・・・」
『今、どこにいるんだ?』
「コンビニに・・・近くの・・会社の・・・」
(怖くて、うまく言葉が出ない・・)
『すぐ行く、そこを動くなよ』
━─━─━─━─━─
「マリア!」
「大造さん」
大造の顔を見るなり、涙がこぼれてしまうマリア・・・
(私、強がってたけど・・やっぱり大造さんに助けてほしかったんだ・・・)
そして、実は昨日もつけられていた事、公園での事、今までのこと全てを大造に話した。
大造は、どうしてもっと早く話してくれなかったんだと、泣きじゃくるマリアを優しく抱きしめた。
「大造さん、心配かけてごめんなさい・・・」
「心配した・・・けれど黙っていられる方が、もっと嫌だ」
「私、大造さんの負担になりたくなかったから・・・」
「何を言っている・・・君が俺の負担になるなんて、ありえないだろう」
「ごめんなさい・・・」
なかなか体の震えが止まらないマリアに、「もう俺がいるから怖がらなくてもいい」と、強く抱きしめる大造。
抱きしめられた大造の胸の中でマリアは、大造が息をきらし、心臓もドキドキしていることに気がついた。
(私のために、急いで走ってきてくれたんだ・・・)
「マリア」
「はい」
「マリアが俺のことを思って気を遣ってくれるのは嬉しいが、これからは、遠慮せずにもっと俺を頼ってほしい」
小さく頷くマリア・・・。
「・・・大造さん、私もお願いがあります」
「何だ?」
「もっと私に弱音を見せてください。私・・・大造さんのこと秘書としてだけじゃなく、彼女としてもちゃんと支えていきたいんです。だから、つらい時とか大変な時とか、私にだけは弱音を吐いてください」
「・・・・・」
抱きしめる大造の腕に、更に力がはいる。
「た、大造さん、く、苦しいです」
「す、すまん」
しばらくして、体の震えもおさまりマリアが体を離そうとすると、「もう少しこのままで居てくれ・・・」と、離そうとしない大造だった。
「君が無事でいてくれて、本当に良かった・・・」
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だいぶ落ち着いたマリアは、
「もう大丈夫です。、家に帰れますので、大造さんも仕事に戻って下さい。」
「いや、今日はもう仕事は切り上げるよ。会社には戻らない。」
「それから、家に帰っては駄目だ」
「えっ?」
「まだ、さっきの男が近くに潜んでいるかもしれないし、このまま後をつけられ家を知られてしまうかもしれないだろ?」
「・・・じゃあ、どうしたら・・・」
「俺の家に来い。しばらくは俺の家で生活すればいい」
(そ、それって・・・・同棲ってこと!?)
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キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
ちょっと無口で、不器用で、鈍感な大造だけど・・・
だんだん、大造キャラにはまってきてしまってる・・・・んだよ~!!
思いが真っ直ぐで、ストレート(同じ!?)なだけに、走り出したらもう止まらない感、人目も気にせず、まっしぐら感が、なんとも言えないですよね~
「俺の家に来い!」
意外に、亭主関白ですかね~
ど、同棲!?(響きが新鮮)
いよいよですね(///∇//)