完レポではありませんが、

ネタバレ有ります【注】


ダメな方は、バックしてくださいm(_ _ )m





選択肢の部分は、自分が選んだものでストーリ展開しています。

(他の選択肢は記載していません。)






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次の日、昨日の帰りの出来事を同僚に話した。


すると、昨日の昼に公園で見かけた怪しい人と同一人物なのではないかということに・・・


(帽子にマスクをしてたから、そこまではわからなかったけど・・・)


そして、絶対に大造さんに相談したほうがいいと言うけれど・・・


ただでさえ忙しい大造さんにこれ以上の負担をかけたくないから、黙っていようと決心したと、大造さんのスケジュール帳を見せた。


「沢木副社長・・・これでよくやってられるわね?平気なの?」


「いえ・・・平気を装ってはいますけど、かなり無理してると思います。かなり疲れているだろうし・・・」


「でしょうね・・・」


「だから・・・大造さんには黙っていてほしいんです」


「それは良いけど・・・だったらせめて他の重役の誰かに相談にのってもらったら・・・何かあってからじゃ遅いのよ」


(で、でも・・・みんな仕事で忙しいのに、そんな迷惑をかけるには・・・)


すると後ろから、


「僕でよければ相談にのりますよ」


と、総司郎さんの声がした。


みんなは、今までの出来事を全て総司郎さんに話すと、彼はとても心配してくれて・・・


同僚たちの薦めもあり、マリアは総司郎から護身術を教えてもらうことになった。


「総司郎さん、すみません。お仕事お忙しいんじゃないんですか?」


「大丈夫ですよ。本当は僕がずっと一緒にいて、マリアちゃんを守ってあげたいんですけど・・・ね」


(え!?)


「からかわないでください・・・」


「からかってなんかいませんよ」

「沢木さんの彼女じゃなかったら、マリアちゃんのこと絶対口説いていましたから・・・」


と、総司郎さんは耳元で囁いた。


(!!!  じょ、冗談だよね!?)



━─━─━─━─━─




そして、その日の昼休み・・・


「えっと、こうですか?」


「そうそう、いい感じですよ、マリアちゃん」


さっそく 会社近くの公園で、総司郎さんから護身術を教えてもらっていた。


総司郎の教え方はとても上手で、わかりやすかった。

いきなり手をつかまれた時の対処法や、携帯電話を武器として使う方法など・・・初心者のマリアでもなんとかできそうな感じである。



「じゃあ次は、後ろから抱きつかれてしまった時にどうするかですよ、マリアちゃん」


ギュッ!


(キャ!!抱きつかれちゃった・・・!?)


ドキドキ・・・


(お、教えてくれる為だよ・・・ね・・・)


「どうかしましたか?」


「い、いえっ、なんでもないです・・・」


「・・・・マリアちゃん、抱き心地がいいですね!」

「・・・っと、こんな事いってたら、沢木さんに怒られてしまいますね・・・」


「・・・・あの・・・」


「ふふ・・・、役得ってまさにこういうことですよね~」


「・・・・・・・。」(顔、真っ赤・・・)



ドキドキしながらも、なんとかレクチャーを終え、私は総司郎さんにお礼を告げた。





総司郎さんは、今回の出来事を私が大造さんに知らせていないことを知ると、


「なんだか、寂しいですね。大事な人がつらい時に、頼ってもらえないなんて寂しい・・・と思いませんか?」


その言葉を聞き、


(確かに私も・・・大造さんに、もっと頼ってほしいって思ってた・・・。頼ってくれないことを寂しいって・・・・)

(私 どうしたらいいんだろう・・・)



そんな思いを抱えながら・・

昼休みがおわり、私は仕事に戻っていった。







◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇







あれ?大造がでてきていない・・・?


(気づきました!?)


大造さんは、今も頑張ってお仕事中なので・・・



ということで、(2)後編に続きます。


次は、大造さん いっぱ~いでてきますからね~( ̄▽ ̄)=3








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