最近いろいろ問題があるようで・・・


完レポではありませんが、

ネタバレ有ります【注】


ダメな方は、バックしてくださいm(_ _ )m





選択肢の部分は、自分が選んだものでストーリ展開しています。

(他の選択肢は記載していません。)






◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇






大造の秘書として、恋人としてATKエージェンシーに働くマリアは、最近いままでより1時間半も早く出社するうようになった。


でも・・・


「あ、大造さん おはようございます」


「おはよう」


「今日も負けちゃいました・・・」


「ん?負けた・・・?」


「今日こそは大造さんより早く出社できたとおもったのに・・・」


マリアは大造の秘書として、少しでも大造より早く出社して、大造の仕事がスムーズにいく様に環境を整えたいから・・・と説明すると、大造の顔が少し赤くなった。


(照れてるのかな?)


大造はクライアントとの打ち合わせの予定を確認すると、その場を立ち去っていった。


(もう少し話したかったな・・・)


「・・・なんて、考えちゃダメ!仕事しよう!」



゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆



そんなある日、いつも通り仕事をしていると、電話がなった。


「はい、株式会社ATKエージェンシーでございます」


『・・・・・・・・・・』


「もしもし?」


(ツーツーツー・・・・)


「切れちゃった・・・間違い電話かな?」


最近、無言電話が頻繁にかかってくると秘書室で噂になっている。

秘書課の誰かを狙ったストーカーだったりして・・・・と、同僚がさわいでいる。


(ストーカーだなんて・・・ただのいたずらだよね・・・でも、気持ち悪いなぁ)



昼休み、天気が良いので公園でお昼を食べようということになり秘書課のみんなと公園にでかけた。

すると、こちらをジーっと見ている怪しい人影があった。

その怪しい人影は、マリアのことを見ている。

私たちの視線に気づくとその人は足早にその場を去っていった。


(私にストーカー?うそ、なんで?どうしよう、なんだか怖くなってきちゃった)


みんなは、大造さんが守ってくれるから大丈夫だよと言ってくれたけど・・・

忙しい大造さんに話してもいいのかと、悩むマリアだった。



゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆


大造さんのスケジュールは相変わらず真っ黒で、さすがに疲れが顔に見えている。

けれど大造さんは、けして弱音を言ったりしない。

マリアはそんな大造に、もっと自分に弱音を見せてほしいと思っていた。


(私は大造さんの、秘書で彼女なんだから・・・)


「あの、大造さん」


「なんだ」


「無理しないでください」


「別にむりなんてしていない」


「嘘です。こんなスケジュールで疲れない人なんていませんよ」


「・・・君は何でもお見通しだな・・・」


私は、少しでも大造さんの力になりたいから、せめて自分の前でぐらい本音を言って欲しいと伝えた。


すると大造さんは、私の頬に手を・・・



(ガチャッ)


「大造、入るぞ」


新さんがブライダル会社のCMのことで、打ち合わせにやってきた。


「ん?邪魔したか?」


「い、いえ・・・じゃ、邪魔なんて・・・」


あせる私をよそに、大造さんはCMで使うドレスの写真を新さんに見せてほしいと言った。


「あ、はい。用意してあります。」


ウェディングドレスの写真が数枚・・・どれもステキで見とれてしまう。

すると、新さんが、


「マリア、お前ならどれが良いと思う?」

「女性の意見は参考になるからな」


私は、オーソドックスな純白のドレスを選んだ。


「ピンクや水色のドレスも捨てがたいけど、やっぱり純白のドレスがいいと思う女性は結構多いと思います」


「なるほど・・・」



すると新さんは、


「じゃあお前らの結婚式はこのドレスで決まりだな」

「け、結婚!?」


「・・・・大造、そこんとこどうなんだよ」


「そこんとこって、・・・なんの事だ?」


「結婚だよ。マリアと考えてんだろ?」


なかなか自分からは聞きにくいことを新さんがズバズバと大造さんに聞いている。


「・・・仕事が落ち着くまでは、考えられないな」


(え・・・)


「お前は・・・相変わらず、仕事人間だな」


「当たり前だろ?」


「・・・・・・・」


「じゃ、写真借りてくぞ」


そう言うと新さんは、私の肩をポンとたたくと部屋を出て行った。



「マリア、この資料をクライアントにメールで送っておいてくれ」


「あ、はい」


「それから、この資料も・・・」


「はい」


(そうだよね、大造さんは忙しいから・・・私との事・・・考えてる余裕なんてないよね・・・)


私は、ちょっと残念な気持ちになった。


(大造さんに、無言電話やさっきの公園での話し聞いて欲しかったけど・・・・やっぱり止めよう。これ以上負担をかけるわけにはいあないもんね。)


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仕事を終え帰宅途中、マリアは誰かに後をつけられていることに気づいた。

コツコツコツ・・・足音が、同じ歩調でついてくる。
おそるおそる振り向くと、そこには帽子をかぶってマスクをした怪しい男がいた。


(な、何? ・・・どうしよう?・・・怖い・・・・)


するとその時・・・


♪~♪~♪~


携帯が鳴った。


男はその着信音を聞いた途端、どこかに走り去って行った。


(あ~怖かった・・・)


♪~♪~♪~


ハッと我にかえり携帯を見ると、大造の名前が表示されていてホッとする。


電話に出ると、声の感じから何かあったのかと聞かれたが、心配をかけたくない一心で、なんでもないと答えてしまうマリア。

それよりも、こんな時間に電話なんて・・・仕事でトラブルがあったのかと気になってしまう。

でも、電話の内容は、


『・・・今抱えてる案件を片付けたら、長期の休みが取れそうなんだ。』


「え!本当ですか?」


『ああ、だから君さえ良ければ、旅行に行かないか?』


「嬉しいです!」


『どこか行きたい所はあるか?』


「えっと・・・海外もいいし、近場の温泉もいいし・・・大造さんはどこに行きたいですか?」


『マリアの行きたい所でいい・・・』


「え、でも・・・」


『マリアと一緒に過ごせれば、俺はどこでも構わない』



明日会社で伝えてもいいことだったけど、早く知らせたかったと電話をしたという大造。

その気持ちがとても嬉しい。

でも、旅行に行くために仕事を早く片付けようと、今まで以上に無理をしてしまうのでは?と、心配になってしまう。


これ以上大造に負担をかけないようにするためにも、自分の身は自分で守ろうと決心するのであった。






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本編ではあまり萌えなかった大造ルートですが、番外編ではまり・・・


今回プレ続編をプレイしたとき、もうこれだーって感じで・・・


レポってみたくなり、初挑戦しました。



ただ、今いろいろな問題があるようで、完レポはちょっとまずいのかな~と思い、


簡単にレポった感じになりました。


全4話のプレ続編ですが、とても甘いストーリーとなっておりますので・・・( ´艸`)







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