あまりにも有名な話ですが。
有吉が司会を務めるヴァラエティー「アイドルちん」で「箱の中身はなんじゃろか!?」に有安が挑戦した時のこと。
箱の中身は「うどん」だったが、有安はちょっと手が触れるだけで、怖がって大きく飛び退き、壁の倒れ掛かかりながら、「もうー、いやー」と泣き叫ぶリアクション。
その大きくリアルなアクションに、有吉も「逸材はいますね、どこにでも」と感心したコメント。
さらに続けて「もー、なんかいるー」と言いながら、手が触れや再び飛び退いて壁に倒れると、今後は、体をピクピク痙攣させて、嫌がり泣き叫ぶ。
リアクションで痙攣までするなんて、見たこともない。
有吉が答えを聞くと、有安は「クジラ」!?
有吉が箱を開くと、また飛び退きながら泣き続ける。
有吉 「うどんでした。有安、うどん嫌い?」
有安 「うどん、昨日食べた(泣きながら)」
有安のリアクションに衝撃を受けたのか、有吉は先輩のダチョウ倶楽部に、有安のリアクションを見るべきだと進言したとか。
しかし、有安のやったのは、「リアクション芸」ではない。(*)
それは、赤ちゃんの時から子役として活動してきた「絶対子役」の有安にしかでいないもの。
自然な自分の感情表現が、子役としての見せるオーバーな感情表現と一体化している。
金爆と共演した熱湯風呂で有安が溺れそうになっていたのは、芸ではなく、ただシンプルに、本当に溺れそうになっていただけ。
鳥が怖くてスタジオの端まで逃げるのも、ただシンプルに怖いだけ。
有安杏果、「絶対子役」リアクションの衝撃!
(*)
「一度番組の企画で「はてなボックス」をやったとき、ホンモノのカエルとかヘビが入ってたので、そのトラウマがあったんですよ。だからアイドルちんではてなボックスをやった時は…カメラがあるのも忘れて素のリアクションをとっちゃったんですよ。…本当に素だったので、オンエアされた後に、面白かったって言われても、「あぁ、そうなんだ」って。でも、その後の収録からは「面白いことを言おうとせずに、自然体でいよう。ダメだったらダメでもいいや」って吹っ切れました」--有安杏果