はじめに3つ。

 

①ワクチンを打つか打たないかは個人の判断。接種券の説明書にも「効果と副反応を考慮したうえで判断してください」と書いている。

 

②“『反ワクチン勢力の流布するデマ・陰謀論』の報道”は信じないで欲しい。
 

③国の発表をもとに、医学知識のない素人の「考え」を書いたもの。

 

10月22日の厚生労働省のワクチン副反応検討部会の内容が、個人的にはなかなかヤバさを感じるものであった。

 

そもそも、どれだけの方が2週間おきに副反応についての会議が開かれている事を知ってるんだろうか。

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00033.html

 

巷では「モデルナは心筋炎のリスクがちょーーーーーっとだけあるから、嫌だなぁと思う人はファイザーは全っっっっっっ然大丈夫だから変えてもいいよ」という報道がされているが、果たしてどうだろう。

というのも、今回の発表でファイザーワクチン「接種後」に亡くなった16歳の男の子がいるのだ。

 

(コミナティ筋注死亡事例155p参照)

 

これまでも10代の方は確か2名亡くなっていた。ただ、いずれも基礎疾患ありの方で、個人的には何とも言い難いように思っていた。

(一人は精神疾患で接種後8日経った後に投身自殺。一人は脳血管奇形の基礎疾患で接種後数時間後に脳出血、4日後に死亡。)

 

今回発表されたのは、基礎疾患のない男の子が、1回目のファイザーワクチン接種後に心臓に異常をきたし、最終的に非閉塞性腸腸管虚血なるもので亡くなっていたのだ。この方は、2回前の検討部会資料で詳細が不明だったんだけど、まさか心臓関係とは。

 

基礎疾患の欄にワクチン接種後の症状を書いているのは、亡くなった原因が心臓関係ではないからか。

上述の腸の病名について調べると、要は血流が腸にいかなくなってしまうものらしく、通常は血栓なんかで閉塞されて発症するけど、非閉塞性ってことは、血栓とか隔てるものがないのに血が通わなくなるということ、でいいのか?

だとしたら、素人考えでは心臓のポンプ機能が弱ってしまった結果のようにも思えるんだが、どうなんだろう?

 

ファイザーだし1回目だし関係ないのでは?と思ったりもしたが、同じくファイザー1回目、27歳男性が劇症型心筋炎で亡くなっている。ただ、接種から2週間弱経って発症しているので、関連性は16歳の方よりはないように思える。

 

確かに事例としては少ないのかもしれない。

ただ、コロナが流行り始めて1年半経って、基礎疾患など複数の重症化リスクありの10代の子どもが1人亡くなったのと、若年層へのワクチン接種を始めて間もない時期に基礎疾患のない子どもが1人亡くなったのとを比べてみて、どう思うだろう。

自分は「ワクチンはおっかない」と思った。

 

ただ、恐れる範囲もある程度は限られている。なにせ若年男性だ。若年というのは、テレビで言われている20代以下ではなく、50代以下、つまり働いてる世代。

モデルナの死亡事例を見ればそれがわかると思う。加えて、モデルナの死亡事例の最後のページの4名はすべて男性で心筋炎(と心筋症)だ。基礎疾患のない方も多い。今はこれらの事例はワクチンとの関連性は評価中だ。単純に考えて、「モデルナ=心筋炎」というイメージを作り出す発表がなされた以上、心筋炎で亡くなった事例を「ワクチンのせいとは言えない」と言うのはおかしいので、関連性が否定できないα区分に入るのではないかと思う。

 

ただ、これまでの死亡例でそのα区分がゼロであることを考えると、何やらモヤモヤしたものが漂っているように思えるのだが、それすらも「陰謀論」と呼ばれてしまうんだろうか?

 

最後に繰り返しになるが、これは素人の見解、もといボヤきです。何をどう思うかは、厚生労働省のHPを見たうえで自身で考慮してください。私は、誰も、何も、知りません。