こちらの自己記事 の追記。



性能・認識

CrystalMark2004R3でのベンチ結果と認識は以下のとおり。


g31mx-1

g31mx-2


グラフィックはIntel GMA 3100だが、AMD690GやGeForce7050PVあたりと


それほど性能は変わらないようだ。


G31チップセットはP965Gの後発だが、省電力を目的として945Gベースの


内蔵グラフィックに戻されているため、945GCと大差ないグラフィック性能である。



BIOS設定

必要最小限のものは揃っているという感じだろうか。


「PC HEALTH STATUS」項目に「SmartFAN」機能があるため、静音・省電力PCを


組むには申し分ない。


なお、初期BIOSは3つくらい前のバージョンであったため、最新BIOSへと更新


することを推奨する。


しかし、FOXCONNはもともとコンシューマー向け商品の提供に力を入れていない


ためか、BIOS更新ツールが極めて不親切。


メーカーWEBにはフラッシュのEXEファイルとBINファイルの2つしか置いておらず、


OS上からのBIOS更新ができない。


したがって、フロッピー経由での更新が必要となるのだが、起動順序に「FLOPPY」


の項目がない…。


「Removable ~」という項目があったので、とりあえずこれを選択したところ無事


フロッピーから起動できた。



BIOS更新方法

最近はOS上で更新できるものが増えてきたので、フロッピーを利用したBIOS更新


方法を念のため記載しておこう。


1)フロッピーディスクをフォーマットし、XP用起動ディスクを作成


2)フォルダオプションにてすべてのファイルが見える状態に変更し、起動ディスクから

 「Io.sys」「Msdos.sys」「Command.com」の3ファイル以外を削除。


3)メーカーWEBからダウンロードした以下のファイルを上記で作成した起動ディスク内 
 にコピー。 (2008年7月14日時点では、「AFU892.exe」と「773F1P09.bin」の2つ)


4)フロッピーから起動し、「AFU892」もしくは「AWDFLASH」と入力


5)フラッシュソフトが起動するので、「773F1P09.BIN」と入力し、「Y」を入力。 
 ※旧BIOSをバックアップする場合はそこで「Y」


6)更新作業が自動的に始まるので、そのまま待つ。


7)終了すると、「ディスクを抜いてF1キーを押せ」という指示が英語で出るので、

 それに従うと再起動。以上で作業終了。



オーディオ関連

WEBサイトを見るとサウンドは「AC'97 5.1ch」とあるが、実際にはハイディフィニションオーディオ


に対応しているようだ。


なお、ドライバをインストールする際、OSをSP3にしてからインストールするとオーディオの


WDMドライバがなぜか当たらない。(「不明なPCIデバイス」という認識のままになる)


やむなくOSを再インストールし、SP1の状態でドライバをインストールしたところ、問題なく


認識された。なお、チップセットドライバからインストールせねばならないことにも注意。



補足

上記検証環境は以下のとおり。


・CPU:Pentium Dual Core E2140
・MEM:1GB(PQI PC6400×1)
・HDD:320GB(HDST SerialATAⅡ)


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