さて前回の記事
こちらの質問者まろんさんより、今日はお返事が届きました!
このお返事にいたく感激してしまい…何度か読み返しています。
他の方にも知ってほしいそうでブログ掲載OKとのことでしたので、お言葉に甘えてさっそく掲載しますね。皆さまへとどけー!
この前は相談へのお返事ありがとうございました!
水緒さんが丁寧に回答してくださって、読みながら嬉しくなりました。
たくさん書いてもらったこと、絶対やろうと思いました。あれからすぐにやってみました!
まず一人で部屋にいるとき「私は子どもから将来つきたい職業を聞きたがっている」と口に出してみました。
自分の声で聞いてみたら、自分の中に思いが湧いてきて、どんな思いかというと
「…で?」
「だから?」
みたいな、けっこうクールな感じでびっくりしました!
職業を聞くというのは、話の流れで聞いたとかじゃなくて、完全に私が聞きたくて聞いてました!将来の夢があって習い事や塾に通っているお子さんっていますよね。うちの子の場合、習い事とか少しでも将来の役に立っているのかな…送り迎えとかお弁当とか、そういう日々のことがどれくらい役に立っているのかな?っていつも不安でした。不幸せとかじゃないんですけど
役に立ってると思えば自分が安心するから、その不安が解消される気がして、だからこんなに聞きたかったんだ!とはじめて気づきました。
だからもし自分が子ども側だったら本当に「…で?」みたいになるというか、「今答えなきゃだめなの?」「どんな答えを期待してるの?」みたいに感じたかもしれないです。ちょっとプレッシャーというか…本当に「今は特になにも思いつかない」のかもしれないし、返事が返しにくいのかもしれないし、とにかくわかったことは、私は安心したかったです。
次に、子どもになんて話すかのワークをやってみました。
自分がインタビューする人とされる人になりきるのがおもしろかったです!笑
私は出産を期に専業主婦になったのですが、仕事を続けている同期に会うと、誰にも言わないけど胸がチクチクするというか、羨ましく思うことがありました。
「こういう自分みたいな思いをしないでほしい」みたいに、今まで先走って子どもに対して思ってしまっていました。
自分が母にされて嫌だった心配を、なぜか自分の子どもにもしてるじゃん!と気づきました。母と私は考え方とか向いてるものも全然違ったし、しかもこれからの時代は昔とは違うし職種とかも増えているのに…。
誰かが羨ましくてチクチクするということは、私は本当はもっと働いたり、何かしてみたいって思ってるんだと思います。どんな仕事か何かはまだわからないけど、それだけはわかりました。
自分と子どもは別の人で別の人生だと改めて気づいた感じがします。
質問に回答くださって本当にありがとうございます!とにかく水緒さんが書いてくださった内容を絶対やってみる!と思ったので、やってみた結果をすぐ報告したくて沢山書いてしまいました。長くてすみません!他の方にも知ってほしいので、またブログで紹介してくださって大丈夫です(^^)
≪ニックネーム:まろんさん≫
まろんさん、報告ありがとうございます。
内容読みまして、とても嬉しいです…!
まず実際におすすめワークをすぐに実行されたことがシンプルにすごいと(自分で宿題を出しておいた立場で言うのもなんですが)思いました。
さらに一人でここまで自分の内側を観察され、それを伝えようと経過をこのように文章に書いて送ってこられる、その行動力もすごいと思いました。
>自分と子どもは別の人で別の人生
ここは本当にそう思います。自分と子どもは別の人間。別の好み、別の判断基準をもって、別の人生を送る、別の人間。ただやっぱり産んでから必死に育てている時期というのは、その境界線がごっちゃになることがあっても致し方のないことだと考えています。
わたしは離婚して、「死なすまい」「不憫な思いをさせまい」と子育てに対してすごく責任を負おうとしているような、必死な時期がありましたが、それも仕方がなかったと思っています。経験できてよかったです。
そんな時期に子どもと離れて西アフリカに滞在することになってしまい、行った先で「あ、私たち母子は別人だし、いつか離れても大丈夫だ」と気づいた瞬間がありました。
これは今振り返ってみると、自分にとっては世紀の大発見レベルの気づきでした。
音楽修行のある1日の昼食後の休憩中に、言葉にするのが難しいのですが、あえて言葉にするならば「あれ?私と息子はもともと別人じゃない?今大丈夫だよね。じゃあ未来も大丈夫じゃない?」というような概念とともに、過去現在未来 の矢印というものがあるとしたら、それが一瞬にしてわたしの身体の中をつらぬいたような感覚がやってきた、その場面を今でも覚えています。
われながら「」みたいな顔になっていたと思います。
まろんさんのその行動力、感覚、知性、気づき…引き続き大切にされてくださいませ。そして子育ても、ともに楽しみましょうね!
ではまた明日
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