陶芸家のこむろしずかさん

「陶器絵本」という

聞きなれない作品たちを連れて
今日4/25より
札幌市内2箇所で出店とのことで

 

 

先週末、搬入準備真っ最中の

ご自宅(兼工房)に一足早くお邪魔して
根ほりん葉ほりん尋ねてきました。
 

 

なぜなら、とても、好きでして。
しずかさんの作るものが。

 

 

そしてしずかさん、
HPとかないものだから(笑)

 


「いつどこで見られるのですかー!」と

せっついて、見せていただきに出かけたのです。

 

 

↓作品に囲まれながら手作りチーズケーキをいただく。


わたくし、うつわを見るのは好きですが

うつわなら何でもいいというわけではない。

 

 

見ていて心おどるようなワクワクを感じる
使ってみてその食材ごと空間ごと愛しくなる

故に

しずかさんのうつわを

愛す者歴3年

ほどでしょうか。

 

確か3年前に「江別やきもの市」を

ふらっと見に行った時にはじめて

しずかさんとその作品たちに出会い

ひとめ惚れをして

3種のうつわを購入したのがはじまり。

 

 

プリントとかではなく、釉薬で

1色1色こんなにもカラフルな

色付けをしている人をそれまで

見たことがなかったんですよね。


↓くじゃく柄のマグカップ

 

↓水玉模様のボウル



私は陶芸をやったことなど1度もない

ど素人ですが、ど素人なりに

その時思ったのです。

 

「ちゃんと釉薬で何色もつけるって…

コレはなんだか果てしなく面倒そう。

手間がおびただしくかかりそう。

 

しかも1個1個

固体によってイラストが違う…。
 

なんなんだろうこの人?

この手間のかけ方って?

この人は一見小柄で善良な日本人女性

に見えて、中身はだいぶ変態なんじゃないのかな…。」

 

 

とは、当時初対面だったので

言えませんでしたがね。



↓そんなしずかさん@値付け作業中
image

 

 

↓しずかさんの小さな作品たち

 

 

今回「陶器絵本」

というコンセプトでご出店のようで

「しずくの森」という物語が

うつわの中に展開されていました。
 

 

なんだろう。
私が今まで見たものとちょっと違う作風。

 

 

あれですね、おそらく、とくにね
石狩・空知および

上川・十勝管内

出身者ならば思い浮かぶであろう

「幼い頃に眺めて育ったよ」という原風景

なんとも碧く、はかなく愛らしく

描かれているのですよ。

 


↓1枚1枚違う場面なうえに、脇や裏にまで丁寧な絵づけが。


↓「家からこんな風景ばっかり見てるから~」と笑うしずかさんでした。

 

↓時計になる子たち

 

↓本当に、1枚1枚(そして裏まで)見てほしい

 

 

↓オクノミオ@自分用物色中

 

 

しずかさん

お名前の通り静かで優しい雰囲気

なおかつ日本舞踊などもやられる
水緒と同い年の表現系?女子です。

 

 

陶器絵本たちとしずかさんに
↓ぜひ会いに行ってみてください。

 

※ちなみにチカホのほうが作品数が多いですのでご注意を。

 

 

もみの木SOで会える作品はこちら↓

 

****************************************

 

「第5回 北から暮しの工芸祭」

4/28-30 10:00-18:30(最終日17:00 close)
札幌駅前地下歩行空間「チ・カ・ホ」

(しずかさんは大通寄りの「A」ブースにいらっしゃいます)

http://www.kitakara.org/content.php?id=6498

 

「木の芽どき展 5」
4/25-30 11:00-17:00(最終日16:00 close)
札幌円山「もみの木so」

札幌市中央区南3条西26丁目2−23
地下鉄東西線円山公園駅・6番出口より南へ徒歩5分

 image

 

 

↓しずかさんの工房からの帰り道。

image
これもわたしの原風景。