法政の・・ | MMPCビジネス奮闘記

法政の・・

この前の土曜日は、地元(高山)での法友会の集まりでした。

田舎から東京の大学に出て、さらに、地元にもどる人は少ないのですが、それでも業種を問わず、いろいろな方が参加され楽しいひととときでした。

やはり、学生運動のころの思い出話が多かったような・・。


ところで、弊社の今年の創業記念セミナーの講師は、なんと法政の著名な先生 坂本光司先生です。

いまからとても楽しみにしております。聞きどころ、以下転載します。


名古屋オフィス 堀 勝己

*************************

MMPC創業記念セミナー 坂本先生の講演ポイント

講師は、多くの人々の心に響くベストセラーとなった「日本でいちばん大切にしたい会社①~③」の著者、法政大学大学院 政策創造研究科 教授 坂本光司先生です。

先生は、ご自身の足で40年間に渡り全国各地の企業を約6500件研究訪問されてきました。

その結果、おおよそ1割の企業は好不況にかかわらず好業績がほとんどぶれていない事に気づきます。それらの企業に共通する最たる特徴とは『人をトコトン大切にする経営』でした。

 先生は著書で、「会社経営とは【五人に対する使命と責任を果たすための活動のこと】」であると提起しています。使命と責任とは「幸福の追求と実現」のことを指し、五人とは「1.社員とその家族」「2.社外社員(下請・協力会社の社員)とその家族」「3.現在顧客と未来顧客」「4.地域住民、とりわけ障害者や高齢者」「5.株主・出資者・関係機関」を意味しています。

そしてこの五人の中で最も幸福を追求すべきは最初の四人、特に「1.社員とその家族」であるとしています。それは、社員が幸せでイキイキすれば自ずとお客様を喜ばせたい、感動させたいと力を尽くすでしょうし、五人目の株主は、最初の四人が幸せであれば自ずと幸せになると、多くの現場体験から実感されているからです。

 先生が著書で紹介されている会社は、けっして恵まれた条件が備わった経営環境にいるわけではありません。むしろ逆境だらけの経営環境を単に嘆くのではなく、問題を“外”にではなく“内”にあると考え、間断なく革新と努力を積み重ねているのです。その結果、景気を超越し、環境変化に順応し、好業績という結果を生み出しています。イキイキと働く社員の背景に、「人を幸せにしたい」と考える経営者やリーダーの姿があるからこそ実現する考え方なのではないでしょうか。

元々「いい会社をつくろう」と考えていない経営者は存在しないはずです。しかし、環境変化に流され目先の課題に目が行きがちな昨今の経済背景の中で、しっかり前を見て経営している方がどれだけいらっしゃるでしょうか。

今回のセミナーでは、参加された一人ひとりが改めて「いい会社をつくろう」と思いを新たにして頂ければ、主催側としてはこの上無い喜びです。