採用を決める要素 | MMPCビジネス奮闘記

採用を決める要素

私たちは、中小企業の一員として中小企業の支援をしています。


中小企業は、一人一人の役割が非常に重要な影響力を持っています。(当然、良くも悪くも)

私たちの仕事を一言で言ってしまうと、「中小企業の支援」になりますが、そのカテゴリーの中で働くスタッフの中にもまた、分類が施されています。


たとえば、税務・会計支援を主に行うチームを例に挙げますと・・・


・お客様へ提供する経営情報(製品)を正確かつスピーディーにまとめる人材

・その経営情報(製品)をテーマに、お客様企業の改善提案を行う人材

・改善提案に基づき、お客様と共に具体的な対応をプランニングし、オペレーションする人材


という具合です。


人にはそれぞれ得意な分野があると思います。ただし、それはしばらく様子を見ないと見えてこないケースがあります。入社して、5年たったところで急にその人の得意ジャンルが見えてくるなんてこともあります。

ですから、得意ジャンルが見えてくるまでは、いろんな仕事にチャレンジしてもらいます。

私たちは、日々の業務を通して、人それぞれのそうした得意ジャンルを伺いつつチームで仕事をしています。


そんなこともあり学生さんの採否を決定するときには、まずこんなことを私は考えます。


・忍耐力があるか

・他人の価値観を理解し、「どうしてそう考えるのか」を真剣に考える素質があるか


これらを考えた上で次のステップの観察を行います。


・今どんなスキルを身につけているか

・自社で成功している類似タイプがいるか

・自社になくて必要だとイメージできるタイプか


中小企業では、大企業のように大量人材の確保を一気に進めることが不可能な環境にあります。

採用したからには、長く会社に勤めてもらい、かつ、成功してもらいたいと願っています。

そのために、いろんなことにチャレンジしてもらいます。

そのためにも、忍耐力と価値観想像力を期待できる人材を必要とします。


中小企業の支援は、中小企業の一員でないとできません。

中小企業の実情を中小企業の社員として実感し、それを実務で活かせるようにしていただくために、採用の段階から、その可能性の高い人材を強く求めています。


採用担当:松井孝知