森永 誠の釣り日和 -8ページ目

グレ釣りの穴場見~つけた

いや楽しかったです。

久しぶりにグレの強引と、

チヌやウマヅラハギ、イサギなどが

大きく竿を曲げてくれました。

 

楽しかった場所は、

和歌山県海南から村井渡船に乗り込み、

大崎にある通称バースです。

タンカーなど大型船が接岸する場所に、

船をかけてグレを中心に狙うのです。

 

実はかなり前にこの場所で、

和歌山市の友人である

北山さんと梅雨シーズンにグレを狙い、

入れ食いで楽しんだゲンのいいところです。

その北山さん、

お仕事がお休みだった3日と4日に

単独でグレを狙って、最大38㌢を頭に

28尾と26尾の釣果だったそうです。

 

すぐに連絡をいただき、

6日の木曜日にグレ釣り大好きな、

新田さんと出かけた次第です。

 

朝4時半ごろ海南から船を走らせて、

5時ごろから釣りスタートです。

私はエサ取りが多くなったからと、

北山さんに聞いていた

ヌカを使った”宙切り”で狙います。

エサは小ボケがベストと聞いていたので、

100匹用意してもらいました。

うれしいことにヌカやボケなど、

事前に連絡しておくと、

村井渡船さんが用意していてくれ、

当日に精算すればいいのです。

これは最高にありがたかったですね。

 

新田さんはフカセ釣りでしたが、

このマキエやサシエも村井渡船さんに

用意してもらいました。

 

スタートからいきなり、

新田さんが大物をばらしてしまいました。

少し前にもチヌ狙いでここに訪れた新田さん、

今回と同様にいきなりばらしたそうです。

そういえば3月のメバル釣りでも、

新田さんすぐにバラしていましたねえ。

「しっかりしてや」と一喝してやりました。

 

この日は潮がけっこう速く流れて、

あまりいい条件ではありませんでしたが、

それでもグレはアタックしてきます。

最大37㌢で、私も新田さんも、

一気に走られて支柱にラインが擦れて、

あ~というシーンが何度となくありました。

ばらした途端に「しっかりしてや」と、

新田さんに反逆されてしまいました。

「いや参りました」と頭をかく私です。

タナは3ヒロから3・5ヒロですから、

けっこう釣りやすかったですね。

このタナでサンバソウ、イサギ、チヌ、

さらに40㌢に届こうかと思うような、

大型ウマズラハギまで釣れました。

 

釣果は写真の通りです。

ばらしがなかったらこの倍くらいは…

なんてねえ。

腕が未熟ということでしょう。

グレは丸々と太っていて、

引きが半端ではありませんでした。

船中では船頭さんと3人で、

釣り談義と世間話、

そしてばらすたびに「下手くそ」なんて、

もう楽しくて楽しくて…。

当然のようにまた出かける予定です。

そういいながらも新田さん、

9日にもう友人と出かけるのですから…。

取れない大物はきっと40㌢後半、

少しラインを太くして狙うといいかも…。

この日はエサに群らがるグレ、

それは見られませんでしたが、

過去には何度となく目撃しています。

それほどグレの魚影が濃いところです。

さらにこの釣り場は、

大阪市内からゆっくり車で走らせても、

1時間半とい近場も魅力です。

一度出かけてみませんか。

 

詳しい事は

「海南村井渡船」で検索してください。

料金も安いのも魅力です、はい。

大グレの引きを味わってください。

大迷惑?通行止め

釣りに行く、あるいは取材に出かける時は、

決まって高速道路を利用します。

その際に一番気になるのが、

道路渋滞です。

夜討ち朝駆けが多い釣りは、

「行きはよいよい、帰りは怖い」が定番でして、

疲れて帰る時の道路渋滞、

本当に滅入ってしまうものです。

 

25日、夕刊フジ主催、がまかつ特別協賛の、

うきまろファミリーフィッシングデーの取材で、

神戸市立平磯海づり公園へ出かけました。

この時点で分かっている人は、

「あ~、大変だなあ」と、

同情してくれると思います。

 

そう24日から6月3日まで、

3号神戸線の湊川から京橋間が、

終日通行止めとなっているのです。

その理由はリフレッシュ工事ですが、

ほんと迷惑な話でして、

やらないといけないと分かっていても、

なんとかならないの、

なんてぼやきが出てしまいます。

 

自宅が和泉市ですから、

私の場合は湾岸線を利用して、

住吉浜から一般道に入り、

再び摩耶から神戸線に入りました。

しばらく進むと生田川付近の右レーンは、

車がまったく動かない大渋滞です。

 

ここに入ったら大幅なロスが出てしまう、

そう思った私はそのまま直進しました。

直進したのは数台でして、

すぐに左レーンから一般道に流れ込んでしまいました。

この場所に疎い私はナビを見て、

国道2号で西進して平磯へ、

このコースを選択しました。

 

幸いにも思うほどの混雑はなく、

無事に平磯海づり公園に入り、

大会案内記事用の取材開始です。

すぐに思ったのは、

なんと釣り人が少ないのだろう、

ということでした。

聞くと所ではやはり高速の通行止め、

さらに最近はこの5月中、

小学校の運動会があって、

人が少ないのだそうです。

そういえば、私の小学生の孫たちも、

今日は運動会といっていました。

私の場合、なかなか出かける機会がなく、

ほとんどが嫁さん任せです。

いつも感謝、感謝です。

 

人が少ないということは、

写真撮影にも影響が出てしまいます。

ファミリー大会の記事ですから、

親子連れや子供を対象にしたいのですが、

なかなか取材が進みません。

さらにいま平磯はあまり釣果が芳しくなく、

カメラのシャッターなかなかおりません。

 

それでも広大な釣り場を往復すると、

何とか写真撮影ができました。

今回は何といっても50㌢チヌです。

男の子3人の前でお父さんバシッ、

父親の貫録を見せつけることに成功したようです。

よかったね。

私もいい写真が撮れてよかったです、はい。

 

帰りは国道2号から東へ進み、

摩耶付近から湾岸線を目指す、

その予定でしたが、

その場所が全く分からず、

気がつくと芦屋付近まで来ていました。

文句を言うつもりはありませんが、

誰もが道を知っているわけじゃありません。

せめて通行止め期間中は、

分かりやすい案内板の設置、

それはしていただけませんかねえ。

 

うきまろファミリーフィッシングデー、

ファミリーなら誰もが参加できます。

6月11日付けの夕刊フジで、

私が書く記事中に募集案内があります。

どうぞご参加下さい。

本大会も私が取材させてもらいます。

お会い出来たらいいですね。

「病は気から」は素晴らしい

「病は気から」

ということわざがあります。

辞典を引くと、

「心配事や不愉快なことがあったりすると、

病気になりやすかったり、

病が重くなったりする。

気持ちを明るく持ち、無益な心配は

しない方が病気にかかりにくくなり、

病気が治りやすくなる」と

いう意味だそうです。

 

釣り業界に約40年関わっている私、

このことわざが釣りにもぴったり

当てはまると、

そう感じることがしばしばあります。

釣堀紀州に釣り風景(資料写真)

 

つい先日もそれを実感した次第です。

毎月例会をやっている釣堀紀州、

その仲間たちも年々歳をとり、

いろいろな病気に嫌でもなってしまいます。

その仲間の1人は数年前から、

内臓がガンに侵され、

放射線治療などで頑張っています。

 

話に聞くと放射線治療後は、

食欲がなくなり、体もだるくて、

何をするにもおっくうになるようです。

けどこれをやらないと、

病気に勝てないからと、

つらいけどやっているのだそうです。

 

12日の例会に参加したその仲間は、

2日前に放射線治療を行ったばかりでしたが、

家で暗い気持ちでいるよりも、

大好きな釣りをした方が気分転換になると、

本人だけでなく、ご家族も出かけるのを

賛成してくれているといいます。

 

彼曰く「釣りがしたいから、

辛い治療も頑張れる」ともいいます。

彼が言うには、

釣りはとっても楽しいのですが、

気の合った仲間の顔を見て、

気さくに話せることが嬉しいとも話します。

嬉しいじゃありませんか。

 

そして12日の釣果ですが、

何とその彼が青物、シマアジ、マダイを

20尾以上釣り上げて優勝です。

常にトップをキープする今中師匠も

「今日は脱帽です」とにっこり。

もちろん周りもメンバーも、

笑顔で祝福してくれます。

もう最高の釣り例会になりました。

 

釣りの最中に私は彼と話をしました。

まあいつものことですが、今回は

先月に私は前立腺の検査入院をして、

その結果を聞いたばかりでして、

彼も心配してくれていたからです。

話をすることでお互い心が落ち着き、

自然と明るくなってきます。

さらに病気や心の葛藤といった心配事も聞けるので、

とても貴重な時間でもあるのです。

 

帰り際に「また来月お願いします」と

元気よく話す彼に、

「頑張って、また来月会いましょう」と、

エールを送りました。

頑張ってという言葉、

ちょっと気になる方もいると聞きますが、

私の心から出た正直な言葉ですから、

彼はとても嬉しそうでした。

 

医療機関は

最先端技術で治療を行う時代ですが、

「病は気から」ということわざ、

どれだけ技術が進歩しても

これから先もきっと、

なくならないと私は思っています。

釣りがそのお手伝いを担ってくれているのですから、

私自身、いい仕事だなあ~と、

ちょっとだけ誇らしく思う今日この頃です。

皆さんもお体を大事にしてくださいね。

もちろん私も…。

そうそう前立腺の結果ですが、

「異常なし」でした。

あ~よかった。

気分爽快からガクン

健康のためといいながら、

本音は肥満解消にと、

始めたジョギング、

もう何度トライしたことでしょうか。

 

昨年も、そして今春も

今度こそはと頑張った?のですが、

いつしかギブアップの私。

 

いざジョギングに出かけようと思っても、

なぜか言い訳を考えて、

「今日は止めとこ」となったことでしょうか。

その言い訳ですが例えば、

ちょっと体がだるいなあ、

今日は雨が降りそうだから…、

さらに用事があるから仕方ないとか、

ホント訳の分からない言い訳をして、

自分を納得させる私。

意思が弱いですね、

情けないですね。

 

と言いながらも、

令和初日から気分一新と、

また懲りずにジョギング開始しました。

久しぶりに近くの企業団地を歩くと、

季節の花が眩しいほどきれいです。

いま旬のツツジ、

さらにハナミズキも咲き始めて、

気分爽快で足の動きもスムーズです。

いい感じですね。

 

今度のジョギングは

「やれる範囲で」と、

ちょっと気楽にいきます。

あまり気合を入れると、

自分自身がしんどくなると、

そう思ったからです。

他人から見ると「甘いなあ~」と

思われるかもしれませんね…。

けど今回はこれでいきます。

続きますように…

 

そうそうこの間、気分よく歩いていると、

公園横にある休憩所に、

複数の家族連れがいました。

モクモクと煙が上がり、

バーベキューを楽しんでいるようです。

 

ところがここはバーベキュー禁止です。

休憩所の横には

「バーベキュー禁止」の

大きな看板があるばかりか、

屋根の柱にも「バーベキュー禁止」の

張り紙がペタペタとあります。

家族には分別のある子供もたくさんいます。

禁止の看板や張り紙の中での

バーベキュー、みなさんどう思われます。

 

やっていけない場所と知りながら、

我関せずとばかりに、

平気でやっている家族連れ。

この禁止行為を、

子どもたちをどう捉えるのでしょうか。

少々の悪さは目をつぶったらいい、

自分さえよければかまわないなど、

そう思ったら大変ですよね。

 

そこで私はやんわりと、

「ここはバーベキュー禁止ですよ」と、

子どもに聞こえないよう大人にいいました。

けど知らん顔です。

これ以上の言葉はトラブルを招くと、

私は自粛してしまいました。

これでよかったのかなあという、

反省はありましたけど…。

そして写真のように、

バーべキューのすぐ横は、

このような有様です。

少し前まではゴミ箱があったのですが、

ゴミ箱があるがために

次々にゴミを捨てていく人が後を絶たず、

いまは撤去されているようです。

そのゴミ箱のあった場所に、

ゴミが散乱しているのです。

日本人のモラル低下、

悔しいですね、悲しいですね…。

 

この日のようなゴミ問題、

釣りにおいてもトラブルとなっています。

それが引き金で

釣り禁止となった場所もあるのです。

どんな場所でも状況下でも、

捨てていい場所とダメな場所、

分別を持って対処してほしいと願います。

できるなら自分が出したゴミ、

持ち帰るという習慣を持ちたいですね。

 

きれいな花で心が癒されていた私、

このバーベキューとゴミ散乱で、

一気にテンションが下がってしまいました。

「他人のふり見て我がふり直せ」を、

肝に銘じて、

自分の行動に責任を持ちたいと

強く思った1日となりました。

平成さようなら…

4月30日、とうとうやってきました。

平成から令和の時代が…。

新聞、テレビでは

平成最後の日だとうるさいくらいです。

いい加減にしてほしい、

そんな心境ですが、

マスコミですから、

話題に飛びつき、報道するのは、

仕方のない事ですよね。

 

ラストの平成の日、

静かに振り返ってみると、

平成は私の人生そのものだったなあ、と

懐かしくなってしまいます。

 

30年前というと私は30歳を回ったころ、

仕事は脂が乗って楽しいとき、

そして子どもの成長に一喜一憂して、

それはもう忙しかったですよね。

 

さらに週刊釣りサンデーが上昇気流に乗り、

休み間もないくらい、

全国を駆け回っていた私。

家庭はというと、正直にいいますね、、

完全に嫁さん任せでした。

よくぞ離婚にならなかったものです。

そう考えると嫁さんには、

心から感謝しています。

ありがとう。

 

そして時代の流れが押し寄せて、

週刊釣りサンデーが廃刊、

大きな転換でした。

釣り中心の個人事務所を設けてもう10年以上、

子ども2人は独立して家庭を持ち、

かわいい孫が3人、

よくぞここまで…。

自分の力ではなく、家族の協力、

そしてたくさんの仲間が助けてくれたから、

ここまでこれたのだと思っています。

 

今日の昼ごろ、

車に乗ろうと外に出たら、

自宅前のミカン畑が目に留まりました。

いつしか白くてかわいい花が咲いています。

ほのかに匂いも漂ってきます。

なにか心が癒されます。

ミカンの白い花に心が癒されます

倒れたリンゴの木います

 

さらにリンゴの木が目に留まります。

昨年の台風で倒れてしまったので、

きっと腐ったと思ったら、

根はしっかりと残り、

葉が出て花が咲き、

以前よりも元気になったような感じです。

負けてたまるかとリンゴの木は、

頑張っています。

何か嬉しくなってしまいます。

ということで、

令和の時代も平成のように

平和で楽しく生きる、

そうなることを心から祈っています。

 

ありがとう平成、

さようなら平成、

そしてこんにちは令和、

これからよろしくね。