にわかルアーファン急増?
朝夕が涼しいというより、
寒さを感じるようになると、
波止釣りがにぎやかになってきます。
特に僕らのフィールドである大阪湾の波止、
メジロ、ハマチ、サワラといった大物から、
スズキ、ハネ、さらにアジや小サバといった小物、
さらにさらにチヌ、グレ、そして忘れちゃいけない、
大人気のタチウオもベストシーズンに突入です。
今年は青物の食いが半端ではなく、
80㌢オーバーのブリまで出現して、
いま大阪湾の波止はルアーマンで溢れています。
ちょっと前までに本列島を熱狂させた、
ラグビーのワールドカップ、
ルールを知らない、もちろん選手も知らない、
そんな老若男女の「にわかファン」で、
大にぎわいしました。
私の知る限りではにわかファンという言葉、
あまりいいイメージはないのですが、
ことラグビーに限っては、
「私にわかファン」「ボクにわかファン」と
自信?を持って話せるのは意外でした。
世の中も変わったのでしょうかねえ。
そうラグビーに負けずと、
青物が大回遊している波止、
これに伴い「にわかルアーファン」も多く、
人気場は押すな押すなの大盛況です。
ラグビーでは自信たっぷりに言えるにわかファン、
けど釣りにおいてはちょっと心配しています。
ルールを知らないためのトラブル、
特に安全面に問題があるようで、
実際に危険を感じた人も少なくはないようです。
にわかルアーファンの皆さん、
釣りに参加してくれることは有難いのですが、
ハリが付いたルアーは危険です。
扱い方をちょっと間違えると本人だけでなく、
周りの人も巻き込んでしまいます。
出かける際はルアーが得意な仲間、
あるいはベテランの人と一緒に
出かける方がいいですよ。
知り合いがないようなら、
釣り場には必ずと言っていいほど、
精通した方がいるものです。
しっかりと挨拶をしてから
分からないことなどを、
聞きながら釣りを楽しみましょう。
釣り業界不振の中、
いま大盛り上がりの大阪湾の波止釣り、
これが長く続くといいですね。
そのためにも青物の大回遊、
そしてルアーでも狙える人気のタチウオ、
年内は釣り続いてほしいと願っています。
という私、
まだ本決まりではないですが、
近いうちに棒新聞のタチウオの取材を考えています。
釣れていないと話になりません。
どうぞ釣れ続きますように…
大感激のうきまろ大会
釣り大会は継続が難しいと、
昔から言われています。
というのも大会は準備から本大会まで
とにかく手間がかかる上に、
経費もけっこう必要になるからです。
さらに参加者からは釣果を言われ、
安全に終了することが一番大事など、
とにかく気の休まることがないのです。
ということで4、5回大会をやったら、
もう使命は終えたとばかりに、
「今回で釣り大会終了です」なんてこと、
よくある話です。
夕刊フジ主催、がまかつ特別協賛の
「うきまろファミリーフィッシングデー」、
今年で節目となる10回目を迎えました。
それも同大会は年1回きりではなく、
その年に3、4回開催ですから、
主催者、協賛メーカーのがまかつさんの、
社会的貢献と並々ならぬ努力、
本当に頭が下がる思いです。
私も10年前からこの大会を取材しています。
常に大会は下見記事、そして本大会記事と、
2回取材して書かせてもらっています。
ということで年6~8回ですから、
トータルで年60~80回
取材したことになります。長いですね~。
この期間中に一番心配だった事故はなく、
元気よく笑顔で帰路につくファミリーを
毎回見送っています。
そしてリピーターも多いため、
子供たちの成長も楽しみで、
保護者の気持ちで常に接しています。
10月27日の令和ラスト大会は、
神戸市の西須磨海岸一帯でした。
たくさんのファミリーが集まり、
中には遠く徳島から参加するなど、
ラストまで大賑わいでした。
記念撮影と入賞者たち
尼崎市の生田ファミリー
キビレ30㌢で優勝
マダイとメバル。いいサイズです
たくさんのファミリーを取材しましたが、
どのファミリーも印象深く、
話を聞くたびに笑顔になる私がいました。
その中でも大阪市の滝川ファミリー、
お嬢さんが高校生になり、
日頃は一緒に出かける機会がないそうですが、
昨年から高校生参加OKとなったため、
いい機会と3人で参加したといいます。
釣果はあまりいいことなかったのですが、
「3人そろって出かける機会をいただき、
心から感謝しています」と最高の笑顔でした。
同大会は釣りを通じて家族の絆を深めよう、
それが柱となっています。
この話にスタッフ一同大感激でした。
滝川さん、こちらこそありがとうございます。
10月下旬の須磨ですから、
もしかしたら早場ガレイが釣れるかも、
大いに期待していたら、予想通り釣れました。
イシガレイ29・8㌢でした。
大金星は神戸市の高橋ファミリーで、
写真撮影をすると、
一緒に訪れた友人ファミリーも、
「写して、写して」と殺到です。
ご覧のような2パターン撮影しました。
こんな写真もいいものです。
とにかく子供たちは元気で最高!
正午過ぎに大会は終了しましたが、
早くも来年の大会を促す子供たち、
夕刊フジさん、がまかつさん、
来年も頑張ってやりましょう。
心待ちの子供たちのためにも…
名渡アシカの子と白崎公園
昨日(17日)にサンケイスポーツの取材で、
2年ぶりに和歌山県大引の磯へ、
グレ、イサギ釣りに出かけました。
大引の磯は中紀ではトップクラスで、
グレ、イサギといった上物から、
イシダイ、イシガキダイといった底物、
さらにハマチ、メジロの青物まで回遊する、
大物釣り場でもあります。
この日は顔馴染みの村井渡船さんに、
朝一番の午前5時半ごろからお世話になりました。
さらに嬉しいことに気のいい親父さん、
私が取材に伺うからと常連さんに声をかけて頂き、
気のいい常連さんが集まってくださり、
最初からラストまで気持ちよく取材できました。
本当にありがとうございました。
グレ、イサギ狙いということで、
朝一番は名礁といわれるアシカの子に上がり、
時間を見てからイサギならお任せの磯場、
ヒジキ島で取材というストーリーです。
お手伝いの皆さん名手ぞろいで、
アシカの子では良型グレ、そしてイサギにハマチと、
2時間ほどで取材完了です。
写真大きいまま使っています。潜水艦分かりますか?
面白かったのはアシカの子から南側に位置する、
由良湾から真っ黒な物体が動き出し、
瞬く間にアシカの沖から大阪方面へと、
進んでいく様を目にしました。
その物体とは自衛隊の潜水艦です。
規則というか規定というか、自衛隊法というか、
それは分かりませんが、聞くところによると、
潜水艦が近海を航行する際は浮上しながら、
進むのがルールということです。
由良湾は造船の基地港のため、
この地では肉眼で、
潜水艦を目にすることができるのです。
実は私、過去にも由良湾で投げ釣りをしていた際、
目の前で潜水艦を観たことがあります。
感動というよりも威圧感が、
半端でなかったことを覚えています。
不覚にもこの日はカメラの望遠を持参しておらず、
潜水艦を撮影したのですが、
ちょっと遠くなりましたけど分かるでしょうか。
ヒジキ島でのイサギ釣りも上々で、
正午前には取材終了となりました。
いつもならここで大阪に帰るのですが、
ちょっと足を延ばして、いや延ばしたというより、
すぐ側にある白崎に向かいました。
ここ白崎は白い石灰岩で覆われて、
日本のエーゲ海と呼ばれる景勝地です。
いまは「道の駅白崎海洋公園」ができて、
観光地としてもにぎわっています。
昨年の台風で被害が出て、
4月まで休園となっていましたが、
いまはオープンしています。
白崎海洋公園には初めてですが、
足を入れた途端に異国地に来た雰囲気で、
とてもいい感じです。
広大な石灰岩を観ながら先端の展望台に向かうと、
途中でイシダイ場のオオクラが目に飛び込みます。
釣り人の姿も確認できます。
螺旋階段を上がると丸い展望台があります。
目に前に広がる青い海、
そして両サイドには白い石灰岩、
いいコントラストです。
さらに右前方には先ほど上がった、
アシカの子がしっかりと見えます。
この日は近くまで車が行けず、
ちょっとだけ歩きましたが、
その苦労が報われました。
皆さんも大引に磯に出かけた際は、
ちょっと寄り道して帰るのもいいですよ。
ここには食事できるスペースはもちろん、
地元特産品の
ワカメやミカン、醤油なども購入できますよ。
特産品をじっくり見るだけでも楽しかったです、はい。
そうそう大引の記事、
来週中にサンスポで掲載予定です。
興味のある方はご購読お願いしますね。
しっかりと書かせてもらいますから…
心配な台風19号
超大型台風19号が、
日本列島に接近中です。
いまブログを書いているこの時間中、
中心気圧925hPaという、
昨年に近畿を襲った台風19号、
そして今年9月に千葉に上陸した台風15号よりも、
大きな大きな台風が列島に近づいています。
気象庁によると
最大風50㍍、最大瞬間風速70㍍、
これはまさに脅威です。
風速25㍍の暴風域は直径650㌔と巨大で、
関東から近畿までを
すっぽり覆うとまで言われます。
今週の土、日、祝日の3連休、
和歌山県唐尾の釣堀紀州で仲間達との
釣り会があったのですが、
すでに土、日は中止となりました。
当然の話ですよね。
月曜日の祝日は何とかできそう、
そんな感じですが…。
幸いにもこの台風は、
近畿への直撃は避けられそうですが、
ものすごく気になるのが、
千葉県に上陸することです。
実は二男が千葉県に住み、仕事は東京ですが、
この3連休に新居への引っ越しを、
予定しているのです。
私同様に月曜日は引っ越しができそう、
そんな状況ですが、
あまりにも巨大な台風ですから、
どうか被害がでませんように、
いまはそれを祈るだけです。
もちろん二男だけでなく、すべての方々にも
どうか被害がないように…。
仲間から「串本のグレ釣り、ブログで書くと
そう言っていたけど書いたかな?」と、
電話を頂きました。
ちょっと前に少しだけ書かせてもらいましたが、
串本のグレが気になる方もいるようなので、
再度紹介させてもらいます。
一度書いているので短めにしますね。
串本のグレはカセ(小舟)から狙いました。
仲間の兼崎さんが得意な釣りで、
頻繁に串本に通っているので、
助っ人として合流してもらいました。
串本大橋の内側の湾内に掛けたカセ、
ここがグレ釣り場です。
水深は20㍍以上と深くグレだけでなく、
メジロ、ハマチといった青物から、
マハタもヒットする大物場です。
湾内の釣りですから揺れが少なく、
船酔いが心配な方も安心して釣りが楽しめます。
串本のグレは来るのは35㌢以上、
50㌢の超大物のヒット率も高い、
ファンにはたまらない大物釣り場です。
ここでは定番のオキアミのフカセ釣りではなく、
養殖エサであるペレットやアオサといった海草が
ヒットエサなのです。
兼崎さんグレを次々に…
私はイサギ、アイゴと外道ばかり
ハイ記念撮影。グレが釣りたかった
天気予報が悪かったので午前中の釣りでした。
結果は期待の50㌢は姿を見せませんでしたが、
最大43㌢、40㌢台が多く、
2人で6尾上がりました。
けどこの6尾はすべて兼崎さんが釣ったもので、
私はイサギとアジ、そしてアイゴといった
外道ばかりでした。残念…
ただ一度グレらしき大物をヒットさせたですが、
何と3号ハリスを飛ばされてしまいました。
「あれはきっと50㌢台のグレやった」と、
いまもばらした感触が手に残っています。
次回はきっと逃がした50㌢グレを…。
魅力たっぷりの串本のカセ釣り、
今後はマダイも楽しめそうですよ。
一度出かけてくださいね。
今後も堂々と…
先週のことです。
「森永君、自分のブログへのコメント読んだか」と
師匠である泉州ハネ釣研究会の今中会長から、
お電話を頂きました。
「あ~あのコメントですか。読んでいますが、
コメントする気にもなりません」と私。
実は師匠だけでなく仲間からも、
「生意気なコメントや」
「いったい何が言いたいんや」と
早々にお電話を頂いています。
私のブログに対してコメントを頂けること、
本当にうれしくて、
できるだけ返事を書くようにしています。
それが私を誹謗中傷するようなコメントでも、
返信するをモットーにしていますが、
今回のコメントにおいては匿名での誹謗中傷でした。
ですからコメントに値しない、
無視することにしていました。
当然のように師匠も、
親しい仲間達も、
この考えに同感しています。
コメントがどんな誹謗中傷だったか、
いまさら蒸し返すのもちょっと嫌ですが、
少しだけ話しておきますね。
その方は「いっそのこと」とのタイトルで、
まず私の記事に対して
「ブログを閉めた方がいい」とストレートに書いています。
その理由として「私のブログを観ていると、
不快感を抱く人も少なくありませんし、
貴方が所属している泉州のハネ釣り倶楽部も
あまり評判がよくありませんよ。
これらのことは当方所属の釣り倶楽部界隈でも
よく話題になっています」と
こういう内容になっています。
ここまでいうなら匿名でなく、
名前を名乗って堂々というべき、
という意見が大半です。
私のブログ、好き嫌いはあって当然です。
貴方は嫌いでも、
私のブログを心待ちしている人も、
けっこういるのですから…。
それとハネ研のことですが、
評判が悪いって話、
どういう事実関係があって
こんな話になったのでしょうか。
コメントを見る限り、
当方所属の釣り倶楽部界隈でも…
とあることから、
クラブに所属している方なのでしょうか。
これが本当なら悲しいですね。
クラブって他人から見ると目立つ存在で、
何気ない行動でも、悪く取られることって、
多々あるものです。
例えば釣ったお魚をどうぞと差し上げる行為、
第三者から見ると「偉そうに、自慢かい、押しつけや」
なんて言われることも事実あるのです。
ほかにも親切心での釣りアドバイスも、
余計なことせんといて…と
いわれることだってあるのです。
ハネ研もこれらのこと経験していて、
ほかの釣り人に迷惑をかけるような行為、
絶対にしない、トラブルのないようにと、
日頃から全ての会員に警鐘しています。
とはいっても、もしかしたら気がつかない内に、
問題行為があったかもしれません。
そのときは、いつどこで、どんな内容で、
などはっきりと言ってほしいものです。
そんな忠告があったら素直に反省して
今後気をつけていきます、が会のモットーです。
その辺りは理解してほしいですね。
長々と書かせてもらいましたが、
私もハネ研も前向きに、
誰にも迷惑をかけないように、
これからも活動していきます。
私のブログ嫌でも読んで頂ければ幸いですが、
これからも恥じることなく堂々と、
”閉じることなく”
私の考え方を述べていきます。
釣り業界に40年以上関わってきた私、
その信念だけはずっと持ち続けていますので…。
最後に匿名のお方、
問題があるようなら名前とクラブ名を名乗って、
堂々と忠告、反論してください。
お待ちしています。