あなたならどうする?
いつものように新聞を隅から隅まで、
目を通していた私、
ある記事に「エッこんなことある?」と、
驚くと同時に「あんたは何者」と、
思わず発してしまいました。
その記事とは24日の午後、
長崎県小江町の岩場での出来事です。
50歳代の男性が岩場で釣りをしていたそうです。
24日は休日ですから、大好きな釣りを
楽しんでいたのでしょうね、きっと。
その大好きな釣りの最中に、
なんと海から上がってきたイノシイに襲われたのです。
びっくりですよね、山奥ならそんなケースはあるでしょうが、
まさか海でイノシシに遭遇なんて…。
このシーンに直面したら、
私を含めた一般の方はきっと
一目散に逃げるでしょうが、
その男性は取っ組み合いの末にイノシシを抑え込み、
イノシシの顔を海につけて、
窒息死させたというから驚きです。
この記事を目にしたときは、
男性はきっと格闘技経験者に違いない、
一般人だったらそんなことできるわけない、
そう思いながら記事を最後まで読みました。
残念ながらそのことには一切触れておらず、
その男性の正体は分かりませんでした。
大格闘した男性は脚などに怪我をして
救急搬送されたそうですが、
幸いにも命に別条はなかったそうです。
長崎県警稲佐署では
男性とイノシイが格闘しているという情報に、
すぐに署員が駆けつけ
イノシイを組み伏せる男性を発見。
返り討ちにしている光景に
「驚いた」と語っていたそうです。
釣りの最中に野生の動物に
遭遇するケースはままあります。
私自身も小豆島の離れ島で弁当を狙う野生のサル、
三重県九鬼で同じく野生のサル、
和歌山県双子島で野生のシカ、
シカに至っては海を泳ぐ光景を目にしていますが、
対決姿勢を取るなんてこと考えられません。
けど冷静に考えると、
渓流釣りにおいては野生のクマに遭遇、
これってけっこうあるようです。
運悪く遭遇したら昔だったら死んだふりがいい、
木に登ったらいい、なんて聞きましたが、
これってすべてアウトといいます。
クマは逃げると追いかけてくるから、
逃げずにじっとにらむ対決ポーズ、
これがベストだと聞きますが、
とっさの判断でそんなことできますかねえ~。
きっと私には無理です。
この記事を読んで考えたことは、
地球的な温暖化によって、
野生の動物の生息地の変化、
行動パターンが異なる可能性があります。
ということで釣りの最中に、
動物との遭遇が急増するかもしれません。
そのとき私達はどう動けばいいのか、
マジに考える時期がやってきた?
なんて思う今日この頃なのです。
野生の動物に遭遇、
さあ、あなたならどうする?