配慮していますか? | 森永 誠の釣り日和

配慮していますか?

数日前、

ある広域団体の

会報が送ってきました。


送ってきたというよりも、

発行するたびに、

送っていただき、

私はとても感謝しています。


この広域団体には、

友人も多く、

取材などで”手”が必要なとき、

「協力してね」と電話を入れると

「OK」といつも

気持ちのいい返事が返ってきます。


それほど深い付き合いのある、

広域団体です。


その会報に気になる出来事が

記載されていたので、

紹介します。


その広域団体に、

ある団体から

大会案内が届いたそうです。

ところが、

大会日を見ると、

広域団体の祝賀会と、重なっていたのです。


これだけなら、

大会日が祝賀会と重なってますから、

ご辞退します。

これで問題なかったのですが、

広域団体では祝賀会の案内を、

その団体に

前もって送っていたというのです。


となれば、

「なぜにこんなことを…」と

思うのは自然なことです。


後日、真意を伺うべき、

その団体の代表者に

書簡を送ったそうですが、

返書には、

会場確保、休みの関係などで、

といったことだけで、

配慮が感じられなかった、と

書かれていました。


この出来事、

あなたならどう感じますか。


同じ日に大会と祝賀会、

それを承知で、

案内を送付したなんて、こと

まず考えられません。

いや、そんな人はいないはずです。

きっと事務局の連絡ミス、

日程の勘違い、

そんなところでしょう、きっと。


ならば、

私だったら、返書ではなく、

すぐに混乱を招きました、

申し訳ありません、と

先方に

謝りに行ったでしょうね。


多忙で動けないなら、

電話1本でも入れて、

経過を説明する、

少なくてもその配慮は

必要ではなかったでしょうか。

本当に残念です。


人によっては

たかが遊びの世界、

大げさにしなくても…

なんていいますが、

その遊びの世界で、

団体の運営、

人の嫌がる各雑用を

ボランティア精神でやっている方の

ご苦労は相当なものです。


好きな釣りもできずに、

皆さんのためにと、

仕事そっちのけで、

がん張っている人を、

私はよく目にしています。

今回の広域団体のメンバーも

そうです。


それを考えると、

混乱を招くような行い、

あるいは言葉は

厳に慎む、

これを肝に銘じてほしい、

それを強く言いたいですね。


今回の出来事は、

他人事ではなく、

自分自身も、各方面に

ご迷惑をかけていないか、

それをあらためて、

考えさせられました。