沖に出て1時間くらい走らせたであろうか、

太陽の光もきつくなってきた時に釣竿がグンと曲がった。

ジョンがすぐに釣竿によってリールを巻く。

どうやら当たりがきたようで、私も手伝う。

恐ろしく曲がる竿に期待が高まる。

20分くらい格闘し、姿が見えてくると相手も降参したのか

そのまま釣り上げることができた。


私はスーパーで見る魚くらいの大きさしか知らなかったので、

カジキがこんなに大きいとは思いもよらず、腰を抜かした。

私が釣ったというよりも、ジョンが釣ったわけだが、

今では私が釣ったと周りに自慢したりしている。
昔、アメリカにホームステイしていた時に、

カジキを釣り上げたことがある。

大学時代に語学留学していたのだが、

その家庭がマリンスポーツやアウトドアスポーツが好きな家庭で、

キャンプやスキー・スノーボード、サイクリングなどなど、

色んなアウトドアを教えてもらった。


その中でも驚いたのが釣りだ。

海外の海は日本の海とどこか違う。

日本の海は白い波と黒く深い海というイメージだが、

海外では青い海にきらめいているようなイメージだ。

釣り方もどうやら違うようだ。


日本ではテレビ番組で見たことがあるが、

沖合いに出て船を止め、

釣り糸を垂らして魚を釣るという方法が主流のようだが、

海外では船を常時動かしながら、

釣糸を垂らす「トローリング」という方法がメジャーのようだ。

昔からカジキなどの大きな魚を捕らえるために使われてきた釣り方のようだ。


ホームステイ先のダディがクルーザーを運転し、

後ろで私と息子のジョンが釣竿担当だ。

ジョンは何度かカジキを釣ったことがあるらしく、

ルアーはこういうのがいいであるとか、

当たりはこんな感じだとか、いろいろと教えてくれた。


グレ釣り名人 山元八郎 グレ爆釣法