千葉をあとにした後、

向かった先は、

山梨の八ヶ岳。

 

標高1000メートルの小淵沢に、

マクロビのスクールはありました。

 

標高1000メートルって、

なんだか神秘的なんです。

 

空気も、

澄んでいる。

 

空も、

いつもより高く青い。

その青さもなんか違うんです。

 

杉の木も、やたら真っ直ぐ背が高い。

 

本当に気持ちいいんです♪

 

気がいいって、

こういうことかぁ〜と、

感覚的に知ったのが、

この土地でした。

 

私はそこで、

3週間のマクロビ合宿に参加。

 

毎日、講義、実習、エクササイズに、

指圧指導、人相診断、自然農体験など、

 

たくさんの授業を受けつつ、

ここの環境を謳歌しました。

 

そして、3週間が終わる頃には、

またまた私の新たな声がでてきます。

 

ここに住みたい!

 

ここの地のエネルギーを

すっかり気にいった私は、

 

ここを私の日常にしたいと思ったのです。

 

そしたらね、

またまた現れたんです。

 

第2のキーマンが。

 

私の移住体験には、

必ずその土地に住めるよう導いてくれ、

いろいろな手助けをしてくれる

存在があらわれます。

 

今回は、

マクロビスクールで働いていた、

Hさんでした。

 

Hさんは、わたしと同じ愛媛出身。

歳は、15歳ほど離れてましたが、

私を妹のように可愛がってくれ、

 

私の希望を聞くと、

Hさんの家にしばらく居候し、

そこからいろいろ探してみるとよいよと、

提案してくれました。

 

本当にありがたい申し出で、

私は本当に運がよいな〜と、

その申し出に甘えることにしました。

 

それから私は、

Hさんを通して、

八ヶ岳のいろいろな方に会ったのですが、

 

この八ヶ岳には、この土地に惹かれて、

移住されてきた方が、

とても多く、

 

みなさん、

自然と共に暮らし、

自分のやりたいことを生業とされていました。

 

私の生きたい生き方は何?

 

と、わたしが初めて考えるキッカケを

彼らは与えてくれました。

 

それまで私は、

どう生きたいか?

ということを考えたことがありませんでした。

 

ただ学校に行って、

ただ仕事をして、

結婚や子育てして、

ただそのときの趣味に興じ、

ただ歳を重ねていく。

 

そうやって、

漠然と生きていくのだろう。

と、考えていました。

 

これって、

自分が考えた、創り出した生き方でしょうか?

 

non,non!

 

これもひとつの鎧なのだと思います。

誰かの人生を、自分にも当てはめてる。

 

 

自分の声を聞くようになり、

千葉、山梨に導かれ、

やりたいことをやっているヒトに

沢山出会い、

 

その人たちを見ていると、

 

漠然と生きてるのではなく、

自分のやりたいことがわかっていて、

自分の思い描く未来があって、

そこに繋がる今をおくっている。

 

自分の意思で、

自分の人生をつくる。

 

まさに人生の舵取りを自分でする。

 

そうか、人生を自分で描いていいんだ!

 

ようやく私も、そのスタート地点に

立つことができたのでした。

 

あなたはどうですか?

 

自分の人生、

こう生きたい。

は、ありますか?

 

あなたの人生において、

大切にしていることは何ですか?

 

何の制限もなければ、

どう生きたいですか?

 

考えてもいいんです。

好きに描いていいんです。

 

本来、人はみんな自由なんです。

 

たくさんの鎧で、覆われて、

そう思えなくなってるだけなんです。

 

行きたい方向に、

すこし舵をきってみる。

すこし帆先をむけてみる。

すこし漕ぎ出してみる。

 

そうすると、

追い風が吹いて、

その風が船を進めてくれます。

 

あなたは、船の上から、

風を感じて、

風景を眺めて、

愉しめばいいんです。

 

船を進めるも、

停めるも、

行き先を変えるも、

あなた次第。

 

でも、まずは舵を握ることが必要です。

行き先を決めることが必要です。

 

ここに気づけたのは、マクロビに出会い、

体で感じることを習慣化できていたからだと思います。

 

食べて、

感じて、

考えて、

伝える。

 

講義でも、実習でも、

常に体の中に意識を向けることを教わりました。

 

そして、自然の中で生活すること。

 

ここでも、体感が研ぎ澄まされていったのだと思います。

 

朝起きたら、鳥や虫の声を聴き、

その日の風を感じ、

その季節のにおいを感じ、

太陽のあたたかさを感じ、

 

毎日違った体感を味わいます。

 

体感が感じられると、

自分の体が重いのか、軽いのか。

心地いいのか、わるいのか。

分かるようになります。

 

もちろん、軽いほうが心地いいわけです。

 

すると、重いものは脱ぎ捨てたくなる。

 

あっ!これ、私にとって重っ!ぬごっ!

 

となるわけです。

 

こうして自分に必要なもの、必要ないものが

だんだんわかるようになっていきます。

 

この数年で、自分の声を聞き始めましたが、

まだまだでした。

 

何かをやりたい!みたいな、

はっきりとした大きな声は聞こえるんですが、

 

日々のもっと細かな声は、聞けていませんでした。

 

私の場合は、

体感のほうが、

自分の声に気づきやすかったようです。

 

 

私はこの頃から、

 

自然の中で、自分の好きなことをしながら生きていきたい。

 

と考えるようになりました。

 

まだまだ漠然とした人生のイメージでしたが、

やってみて、経験してみて、

たどり着いたものでした。

 

もともと田舎で生まれ育ったわたしは、

以前は都会ばかりにあこがれていました。

 

大学では東京にいってみたり、

旅行にいっても都市ばかり。

都会にいけば何かあると思ってました。

 

でも、鎧を少しづつ脱いだ中には、真逆の自分がいたんですねwww

 

 

わたしは、

八ヶ岳の自然の中で、

マクロビに関わりながら暮らしたいと

願い、動いてみました。

 

そして、

マクロビスクールでの仕事と、

社宅という住み家まで用意してもらえ、

八ヶ岳での暮らしを始めました。

 

八ヶ岳はエネルギーが高いだけあって、

私のスピリチュアルとの出会いにもなった場所です。

 

マヤ暦

オーラソーマ

占星術

九星気学

オホノポノ

 

いろんなものを通して、

自分を知ることが面白くてしょうがなかったころです。

 

以前は占いも全く信用してなかったのに。

 

知っていくと、

自分の中の”なんで?”も、少なくなってきました。

 

以前は、エネルギー的に軽くて、軽やかで、華やかな人にあこがれていました。

比べて、自分は地味で、冷静で、どっしりした感じ。

 

なんでかな~?これじゃないのよね、なりたい私は。

 

でもね、私がもって生まれたものは、それだった。。

ただ、それだけ。

 

あら?そうなの?だからか。

 

知ると、なんだか納得できた。

いい意味で、しゃあないなと。

 

あと私は生まれつき、変化が好きだとか。

だから、いろいろ土地を移り住むことも、

私には苦労でもなく、

ただ楽しいこと。

 

冷静さの下には、赤いエネルギーを持ってて、

それをもっと上手く解放してやると、

いろいろスムーズになる。とか。

 

いろいろ自分の持っているものを知る機会を

もらいました。

 

自分を知ると、楽になる。

自分の取扱説明書を見て、

自分が自分をうまく使えるようになるみたいなイメージでしょうか?

 

何とか診断とか、鑑定とかを進めているわけではなくて、

ただ自分を知ることは、面白いし、

自分と人が違って当たり前になるし、

 

そうすると、

人と比べて自分を責めることや、

まわりを羨ましがってばかりいる。

ということと縁遠くなります。

 

さらば、自分イジメ~。

 

ぜひ、

自分に興味をもってください。

雑誌にのってる人でも、

SNSで素敵な人でも、

周りのキラキラしてる人でもなく、

 

いつもあなたのそばにいる、あ・な・た。

に、ゾッコンLove💛

 

 

そう、あなたの推しは、

あ・な・た。

 

何が好き?

何が嬉しい?

やりたいことは何?

 

推しのことは、なんでも知りたいでしょ?

 

スーパースターと違って、

見たくないとこもあるかも、

幻滅するところもあるかも、

 

でも、

そこにこそ、

 

あなたの本当の魅力全開!になるヒントがある。

 

やり続けてたら、

ぜーーーーーーーーったい、

大ファンになりますから!!!!

 

毎日、やってみてください。

自分推し活!!

 

 

この頃から、私は私が好きになりました。

ここまで来るのに、ほんとうに長い年月がかかった。。。。

 

 

ここでの暮らしが、今のわたしのベースをつくってくれたなぁ~。

しみじみ。

 

 

自分好きになると、

なんだか体が?心が?

どっしりするんです。

 

まさに自分の中に、土台がある感じ。

 

そうして、

山梨生活も2年ほどたったある日、

またまた一冊の本との出会いが、

わたしを次なる場所へ導きます。

 

次は、なんと、

日本をでて、

海外へと飛びます~。

 

どこまでいくの~

わたし~

 

今回も読んで頂き、ありがとうございました。