一応毛布はかけたんだけどね。
風邪かなぁ。
、風邪、、、?
もしかして、あの日。
やっぱりユノさん、雨に濡れて帰った?
コイツさ、何事にも一生懸命で手を抜けないっていうか、人に任せられないっていうか。
俺達を信じてないわけじゃないけど、やり過ぎなんだよなぁ。
若い頃はもっとすごかった。
やりたい事ありすぎて。
寝る間も惜しんで仕事して。
けど、会社勤めって縛りがあるから、さ。
結局脱サラして。
最近は落ち着いてきたし、若い頃程無理しないと思ってたんだけど。
ここ一週間くらい、また前に戻ったみたいだ。
、一週間?
、何か、あった?
マスターが、俺を見る。
何か、知ってる?
俺と、ユノさんの事、、、。
マスターがクスッと笑って。
俺は君とユノの事は何も知らないよ。
俺の心を読み取ったようにタイミングよくマスターが言った。
、、、。
何も言えない俺に、マスターがまた少し笑って。
君、ユノの事好きでしょ?
えっ?
だから、ここに来た。
違う?
違わないよね。
、、、。
ユノは疲れが溜まってるみたいだね。
えっ?
この改装、君との事、、、そして、辞めた会社からの誘い。
会社から?
戻ってこないかって、上から打診を受けたそうだ。
、そう、なんですか、、、。
いろいろ考えてたみたいだよ。
、、ユノさんの勤めてた会社って、どこなんですか?
ここらへんの大きな企画会社って言ったら、もちろんSMプランニングだよ。
、、、俺の、勤めてる会社、、、?