、、、さっき会ったクラブで、時々見かけてただけ。
、そっか。
、あそこで働いてるから。
従業員の顔なんて気にして見ないだろ?
、ん。
何で、誘いに乗ったんだよ?
さぁ?
気まぐれ、かな。
また時間とってくれる?
、俺さ、面倒くさい事嫌いなんだ。
、駄目って事?
、、、縛られたくない。
、重荷になるつもりはないよ。
上目遣いでこっちを見るそいつに。
、いつも水曜日が休みか?
うん。
仕事の日は夜中の2時頃まで帰れない。
そっか、
、やっぱり、駄目?
、期待させたくないから。
、、、優しいんだな。
そいつはベッドから出て、自分の上着のポケットを探る。
、、、名刺?
裏に何か書き込んで俺に差し出す。
これだけ、持っててくれる?
裏にはそいつの携帯番号らしきもの。
、捨てる事前提でもいいのか?
少し寂しそうに、
、それでもいい、、、。
そいつは言った。