にこやかに迎えてくれた奴。
今日は悪いな、面倒かける。
お前が頼み事なんて珍しいからな。俺ができる事ならやってやるぜ?
ん、頼りにしてるよ。
やけに素直だな、珍しい。
で、そちらの美人か?
資料を見たいのは。
はい。シム・チャンミンと申します。
今回はお手数をお掛けして、
ああ、いい、いい、堅苦しいのは嫌いだ。
こっちだよ、チャンミン、おいで。
あ、はい、
ヒチョルがチャンミンを誘導する。
おい、ヒチョル、
心配するなよ、ユノ。
案内するだけだ。
奥に連れて行かれるチャンミン。
大丈夫かな。ヒチョルの奴、変な癖出さなきゃいいけど。
あ、あの、ユノは?
ちょっと、ね、俺と話があるから、チャンミンはこっちで資料見てて。
すぐ行くからさ。
は、はい、
くくっ、可愛いね、チャンミン、
ヒチョルがチャンミンの背に触れるのを見て、
おい、ヒチョル、俺の取引先だからな、失礼な事すんなよ?
少し強めに声をかける。
わかってるって、
ヒチョルは不敵な笑顔でチャンミンを連れて行った。