今は普通してるけど。
あの事故当時。
自分が人を殺してしまったという恐ろしさに、精神状態がかなり悪かったらしい。
幸い、俺は命を取り留めた。
俺がどんな悪態を吐く酷い奴だったとしても、自分の誠意が届くまで謝り続けようと覚悟して俺のところに来たらしい。
そんな人だから。
根から悪い人ではなかったから。
自分の過ちをちゃんと認めて頭を下げた人だったから。
俺は自分の非も認めて、歩み寄った。
お互い、自分でした事に責任を感じながら、二人で頑張って来た。
これ以上、へウォンさんに他の心配なんてさせたくない。
いつか、へウォンさんにも愛する人が現れるはず。
その時、俺はへウォンさんの邪魔になりたくない。
へウォンさんに、ずっと罪を引きずって欲しくないんだ。
へウォンさんは充分反省して、俺に尽くしてくれた。
もう、これ以上は、へウォンさんに望まない。