そっちの反対意見の方が大変じゃないか?
今の役職についてる息子とか娘とかは関連会社にはいてもうちの会社にはいない。自分の後の席にそのまま入れるなんて甘い事考えてる人はいないと思うし、いたとしてもこっちから切らしてもらうつもり。
外部の意見だってあった方がいい事だってあるぞ?
その時は公平な目で見てくれるまったく外部の人間の方がいいと思う。
そうか、、、。
で、ユノ。
副社長まで上り詰めてみない?
俺の直感で返事をすると、引き受けない。
えっ?どうして?
というか、返事早っ!
何で迷わないの?考えないの?
俺と一緒に経営に携わって欲しいって言ったじゃないか。
今現在、うちの社に副社長の役職はない。俺が社長の贔屓でそんな地位に就くとお前も俺も周りから反感を買う。
その頃の専務や常務もいい顔はしないだろう。
、、、。
大体若い俺が先に副社長になって誰がいい顔する?お前と違って将来を約束された立場じゃない。俺はどう頑張っても社員の中ではトップの本部長止まりだ。それも定年間際にやっとなれるかなれないくらいの役職だぞ?
会社の中でゴタゴタを起こしたくなかったら意思決定権は社長であるお前だけが持っていた方がいい。副社長になると俺も権限を持つ事が出来るようになる。それは避けたいんだ。
、、、どうしても、ダメ?
ダメだ。問題が起こる可能性があるものは避けた方がいい。
俺の中で、未来予想図が崩れていく。
、、、ま、先の話だ。
社長ももう60になるとはいえまだ引退はしないだろう。それに俺はそんな役職にこだわりはしないけど、上に行ける実力はつけたい。お前の会社に尽くす気持ちは変わらないから。
、、、ユノ、、、。
お前の気持ちはわかった。
俺は副社長にはならないけど、いつでもその地位につけるくらいの実力はつけていくから、な?
、、、うん、、、。