何ではこっちのセリフだろ、何で俺に何にも言わないんだよっ!
シッ!
個室とはいえ病院の中なんだ、静かにしろ。
、、、わかってるよ、
久しぶりに、ユノのため息。
ま、座れよ。
ユノは観念したように言った。
誰から聞いた?
俺は不貞腐れたまま側にあった椅子にドサッと座った。
、、、ドンへさん、
再び、ため息のユノ。
、、、倒れるまで頑張るなんて馬鹿だろ。
、、、。
確かに二人で頑張ろうって言ったけど、無理しろなんて言ってない。
、、、自分でも、倒れるなんて思ってなかったんだからしょうがないだろ。
、、、ユノ、、、ごめん、逆ギレだ。
ユノは、、、頑張った、、それなのに、俺は自分の事ばかりで、、、ユノに、甘えてばかりで、、、気づいてやれなくて、ごめん、、、ユノの辛さに、、、俺、、ユノの恋人、なのに、、、疲れてたよな、毎日、それなのに、電話に、付き合わせて、、ますますユノ、疲れさせて、
ユノが、いつの間にか側に来て、俺を抱きしめた。
、、、ユノ、
、、、泣くな、
だって、
お前との時間が、俺の楽しみなんだ。
電話に付き合ってるんじゃない、俺がお前と話したかっただけだ。
お前のせいじゃない。
でも、
プレゼンは成功した。
後の事は部下に任せてる。
本当は自分で進めたいんだろ?
自分で仕掛けてた仕事だもん、当たり前だよな。
、、、。
けど、今は自分の体の事考えて。
だから、大人しく入院してるだろ。
支社から聞いてる。
毎日会社に指示出してるんだって?
部下じゃわからない事を伝えてるだけだ。
医者から退院許可もらえないって聞いてるけど?
何で出してもらえないかわかる?
まだ、微熱が続いてるからって、
何で微熱が続くか分かってる?
さぁ、な、
俺はユノを抱きしめて言った。
ユノ、現場から離れない?
何?
ユノが俺の体を離す。
今すぐじゃなくてもいい。
現場は会社にとっても大事だ。
けど、ユノにはいずれ経営の方に入ってもらいたいから。
、、、お前、、、何、考えてる?
もちろん、ユノとの未来だよ。
だから、健康でいて。