始めは、会社や親の権力に頼る甘々なところが嫌いだった。
、、、。
この五年で、成長した事はわかる。支社で苦労して、頑張って来たことも知ってる。そこは認めてる。
課長のおかげです。ありがとうございます。
自力でお前は帰って来た。
はい。
だから、俺は出て行きたい。
はっ?意味わからないんですけど。
簡単な話だ。嫌いだから、お前を追い出し、お前が帰って来たから今度は俺が出て行く、それだけの話だ。
だから、どうして俺の事が嫌いなんですか?
、、、お前が近くにいると、仕事にならない。
はっ?
この間みたいな事があったら、、、俺は自分を止める自信がない。そういうのはもう見たくない。だから、お前の側を離れたい。
えっ?
、、、それって、、、もしかして、、、嫉妬、してくれたんですか?
それに、お前は会社の御曹司だ。ゆくゆくは会社を継ぐ身だ。俺なんかと遊んでる場合じゃない。心配するな俺への感情は多分一時的なものだ。サッサと忘れろ。
今までと違い、一気に話す課長に。
俺の気持ちが追いつかないでいると、
いいから、帰れ。
もう話す事はない。
ちょ、ちょっと、待ってください、課長、
ほら、帰れ、
玄関に、押しやられそうになり、抵抗してるうちに、二人で転がる。
課長が下になり、俺は課長に重なるように倒れた。
玄関前で、視線が合って、目が、離せなくて、、、あの時は、俺のマンションだったけど、、、五年前の続き、、、俺は課長の頬に触れ、
課長、貴方を愛しています。
そのまま、課長に、キスした。