晴れてんのに、雪がチラつく天気。
雪、、、か。
雪は嫌いだ。
あいつを思い出す。
もう二度と会えないあいつを。
またー。
何黄昏てんのよ、ユノ課長、
、、、課長の言い方にトゲがあるぞ、リナ係長、、、。
二月の異動で、俺は課長になった。
少し早すぎる出世に、同僚だったリナは妬いている様だ。
その人間の小ささが出世に響いてるんじゃないのか?リナ、
えーえー、どうせ私は人間小さいですよ。
すぐ僻むし、、、。
だから30過ぎても彼氏の一人も出来ないんだろ?
何よ、ユノだってそうじゃない。
お互い様よ。
俺は彼女が出来ないんじゃない。作らないんだ。今は仕事が楽しいからな。
そんなの、こっちだって同じよーだっ。
リナは子供のように、あっかんべーをして、自分の席に帰って行った。
、、、そうだよなぁ、俺ももう、30はとっくに過ぎた。
、、、20代の思い出を、雪は連れてきた。