、、、。
お互い、無言で気まずい。
上司として困ってる部下を見守り、助ける。係長は、真っ直ぐな人だから、それが当たり前なんだろうけど。
その優しさが、今の俺には辛すぎて、涙が溢れてくる。
ああ、そっかー、俺、本当に係長の事、こんなにも好きだったんだ、、、。
信号待ちで、
シム、
はい?
不意に声をかけられ、いつも通り係長に顔を向けて返事をしてしまった。
係長もこっちを向いていて、
あ、ごめん、
と言って、視線を前に戻す。
、、、そっか、俺、泣いてたんだった、
あの、すいません、何でしょうか?
いや、どっか寄りたいとこあったかなと思って、
寄りたいところ?
晩飯、とか、
、、、。
走り始めた車。
、、、どうする?
、、、。
シム?
係長が、路肩に車を止めた。